香港のクラブ「ドラゴンアイ」が中華セットディナー 破格の価格で

近くの大衆食堂と同程度の料金で中華のコースを提供するクラブ「ドラゴンアイ(Dragon-I」

近くの大衆食堂と同程度の料金で中華のコースを提供するクラブ「ドラゴンアイ(Dragon-I」

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 日本や海外のセレブも訪れるランカイフォン(蘭桂坊)のクラブ「ドラゴンアイ(Dragon-I)」(UG/F, The Centrium, 60 Wyndham Street, Hong Kong、TEL 3100-1222)は2月22日、ディナーセット「New Dinner Tasting Menu」の提供をスタートした。

赤を基調としたモダンな印象の店内

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 4人~6人程度の中華ティスティングコースメニューだが、4人用(688香港ドル)と6人用(1,032香港ドル)があり、1人当たりの金額にすれば、日本の居酒屋価格程度の料金になる設定だ。ランチは点心、ディナーは中華と和食があるが、これまで多くの人にはディナーの存在はあまり知られることがなく、知る人ぞ知るメニューだった。

 同店は2002年にオープンし、LKFのナイトライフをけん引してきた。伝統的な中国のモチーフをベースに赤を基調とし、日本のコンテンポラリー要素も入れている。フェニックスが描かれたランタンも印象的な内装だ。ゴージャスなイメージでまとめた同店は、外のテラス、店内はバーカウンターやテーブルで構成されるが、ソファがテーブルを囲み円を描くように設置され、沈み感のあるソファと高さの低い丸テーブルは、くつろぎながら食事を楽しめる。

 今回スタートしたディナーのセットメニューは、4人用はキュウリとクラゲの前菜からスタートし、帆立とキヌガサダケのスープ、四川のスープに使った薄切り牛肉、女性の体に良いもので作られるというチャーハン「大肚婆炒飯」、ジンジャージュースがかかったケール「有機薑汁羽衣甘籃」、デザートにパパイヤとシロキクラゲのシロップ漬けをコースで提供。6人用には、4人用メニューに四川風ワンタン「紅油炒手」や塩、沙薑粉、油を混ぜたソースで味つけした蒸し鶏「東江沙薑鶏」(鶏半分)、最後にフルーツの盛り合わせなどを追加する。

 ハッピーアワーも実施し、平日水曜~金曜の17時~21時、白いボトルが目を引く「Moët & Chandon Ice Imperial(モエ・エ・シャンドン アイスインペリアル)」を飲み放題で楽しむことができるプラン(388香港ドル)を用意し、人気を集める。ハッピーアワーでは、テリヤキビーフロールや帆立のセヴィーチェ、フォアグラのキャビア添え、広島のカキフライなどのフィンガーフードもプラン内で提供する。

 営業時間は、ランチ=昼~15時30分(土曜、日曜は16時まで)、ハッピーアワー=17時~21時、ディナー18時~23時、クラブ=23時30分以降。

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