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香港にスポーツ用品メーカー「デカトロン」の旗艦店 テラスやバスケコートも併設

「デカトロン」の旗艦店、店内の様子

「デカトロン」の旗艦店、店内の様子

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 世界51カ国・地域に1500店舗を展開し、2018年度の売り上げが1兆3,000億円に達するフランス発祥の世界最大のスポーツ用品チェーン・メーカーの一つ「DECATHLON」が6月15日、将軍澳(Tseung Kwan O)に旗艦店(3/F., Sheung Tak Plaza, 2 Tong Ming Steet, Tseung Kwan O, Hong Kong Tel: 5993 3727)をオープンする。

気軽に楽しめるスポーツとして人気のバスケットボールコーナーも

 デカトロンの名前は、タレントの武井壮さんが1990年代に全日本チャンピオンにもなった10種競技の「Decathlon」に由来し、1976年にフランス北東部のリールで開業した。スポーツ競技ごとにオリジナルブランドを製造販売する「製造小売業(SPA)」で、店内は自社ブランドを販売する。

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 陸上・ランニング用品は「KALENJI」、ゴルフは「INESIS 」、フィットネスやヨガ、ダンス、格闘技は「DOMYOS」、水泳は「NABAIJI」、ロードバイクやサイクリングは「B’TWIN」、登山、ハイキング、キャンプなどのアウトドア用品は「QUECHUA」、テニス、バドミントン、その他ラケットスポーツは「ARTENGO」など、15ブランド以上を抱える。機能性が高く、価格も安いことから欧米を中心に大きな支持を集めているほか、店員がそれぞれの担当のスポーツに精通しており、適切な商品選びの手助けをしてくれる点も評価されている。

 日本には2020年の東京五輪を見据えて、1号店を2019年3月29日に「阪急西宮ガーデンズ」にオープンすることが決まっている。香港市場ではインターネットの専用サイトを2015年に開設し、店舗は日本より一足早く2017年8月に香港に進出した。現在は銅鑼湾(Causeway Bay)と旺角(Mong Kok)に店を構える。

 香港で第3店舗目となる旗艦店は3万6000平方メートルの大きさで、バスケットボール、サッカー、自転車、ジョギング、バドミントン、自転車など香港で人気のスポーツを中心としたアイテム約1万3000点をそろえる。屋上にはテラスを設けるほか、東側にはバスケットボールコートを設けるほか、西側はテントをディスプレーするエリア、スケートボードなどの「エックスゲームズ」の競技をすることができるエリアも開設。店内には、スポーツの決定的瞬間を捉えた写真展を開けるエリア、ワークショップゾーンなども設ける。コミュニティーゾーンでは、店員とコミュニケーションを図りながら、体に合ったスポーツ用品のアドバイスも受けることができる。

 沙田(Shatin)にある一田(YATA)の旗艦店でもスポーツ用品を販売の核に据えるなど、香港人が全体的にスポーツへの関心が高まっている。デカトロン香港のMarc Zielinski最高経営責任者(CEO)は「20年前に香港で当ブランドを開拓しようとしたが、我々の運営が良くなかった。今回は再挑戦となるが、幅広いジャンルのスポーツをカバーし、手頃な値段で商品を提供する。運動を身近なものにすることで香港人の健康に貢献したい」と話す。

 営業時間は10時30分~22時30分。

 

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