世界50カ国以上に展開し、アジアでは日本や韓国でも展開しているシアトル発のシナモンロール専門店「Cinnabon シナボン」(G06, G/F Olympian City 2, No.18 Hoi Ting Road, West Kowloon, Kowloon)が2月7日、奧海城にオープンし香港初進出を果たした。
息子と父親のコンビによるシナモンロールの専門店として1985年にシアトルで創業したシナボン。創業するに至った同店の看板商品「Classic Cinnamon Rolls(シナボンクラシック)」には、スマトラ島の山から同店のためだけに特別に栽培し精製された香り高いシナモン「マカラシナモン」を使っている。これをブラウンシュガーと合わせ、もちもちの生地で包み、発酵させ、オーブンで焼き上げた後にクリームチーズのフロスティングで仕上げた。「ふわふわでもちもちとした生地とシナモンの独特の味と香りがクセになる」として世界中にファンを抱え、現在はアメリカを中心に世界で1200店以上を展開している。香港店の経営を担うのは「Reach Out Philosophy」。代表の楊駿文さんは「香港のグルメな人達は高品質なシナモン商品を求めている。そのため、香港はシナボンにとって好機となる」とシナモンブームを予想している。
看板商品のシナボンクラシックのほか、シナボンクラシックにキャラメルとピーカンナッツをトッピングした「Caramel Pecabons(キャラメルピーカンボン)」と特製のチョコレートペーストをもちもちの生地で包み、シナボンクラシックのフロスティングとチョコレートをトッピングした「Chocobons(チョコボン)」も人気だ。香港店では「Classic Cinnamon Rolls」と「Chocobons」はボリュームたっぷりのフルサイズ「Classic」、小型の「Minibon」、一口サイズを4個セットで販売する「Bonbite」の3サイズで展開(それぞれ「Classic Cinnamon Rolls」=38香港ドル、29香港ドル、30香港ドル「Chocobons」=42香港ドル、32香港ドル、33香港ドル)。「Caramel Pecabons」は「Classic」(46香港ドル)と「Minibon」(35香港ドル)の2サイズで展開する。
これらスイーツと合わせるコーヒーはシナモンロールとのマッチングを考慮したアラビカコーヒーのスペシャルブレンドを日本の有名ロースターから輸入し提供する。
オープニング期間中は混雑を予想し、「Classic」サイズを1人2個までの限定で販売する。全3種類を楽しみたい客に向けては香港初上陸を記念し 全3種類のシナモンロールの「Minibon」を専用パッケージに詰めた「MiniBon CinnaPacks」(118香港ドル)を毎日100セット限定で販売する。
営業時間は11時~21時。