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香港の高級住宅が世界一を維持 値下がりしても依然として断トツの価格で

高級住宅も高い価格で世界一の香港

高級住宅も高い価格で世界一の香港

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 イギリスの世界的総合不動産サービス会社「Savills」は7月30日、2020年6月現在の世界の高級住宅についてのリポートを発表し、香港は前年比で6.8%減、この半年だけでも4%減だったものの、それでも1平方フィート当たり4,440米ドルで世界1位となったことを明らかにした。

 この調査は世界28都市を対象に行われたが、今年の1月後半から新型コロナウイルスの感染拡大が始まったこともあり、約7割の19都市で価格が値下がりしている。特にこの半年を見ると0.3%減で、2009年以来初めてマイナスを記録した。

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 香港は2019年6月に逃亡犯条例改正案によるデモが始まり、今年に入って新型肺炎も流行というダブルパンチに見舞われたことからマイナスとなり、値下がり幅でみれば5位となった。同社は香港について、「高級住宅については、5,000万香港ドル~2億香港ドルの価格帯で見ると、5%値下がりすると家を購入することを考えている人にとって購買意欲が高まる。しかし、政治的要因が不確定であることから、バイヤーとしては海外の不動産に投資をするというオプションを検討するだろう」と分析する。

 2位はニューヨークで過去半年が1%減、1年が2.2%減の2,490米ドルだった。つまり香港はニューヨーク以上に大きな減少幅だったにもかかわらず、まだ8割もニューヨークに比べて高い。香港の不動産市場がこれまでいかに高額だったことかを表す数字となった。

 3位は東京で、過去半年が2.1%増、過去1年は3.1%増と前年を上回る結果となった。4位はスイスのジュネーブで同0.4%減、同3.5%減の2,000米ドル、5位のロンドンは同0.4%減、同0.8%減の1,830米ドルだった。

 世界で最も上昇幅が大きかったのは韓国の首都ソウルだ。価格は1,540米ドルだったが、同5.5%増、同13.8%を記録し、1年間で1割も値上がりしたことになる。一方で最も値下がりしたのがインドのムンバイで同5.8%減、同13.7%減の1,130米ドルとなり、ほぼソウルと逆の数字となった。

 中国の各都市は明暗が分かれた。過去半年で見ると、深?、杭州、上海はぞれぞれ2%増、1.9%増、1.2%増と価格が上昇したが、広州は0.7%減、北京は0.2%減と値下がりした。

 今後は新形肺炎の流行がいつまで続き、どの程度まで拡大するのか、またワクチンの完成時期なども関係してくることから、2021年の数字は厳しいものが予想されるものの、香港は経済的、社会的状況が不安定で値下がりを続けたとしても2位以下との価格差が大きいことから、依然としてトップをキープし続ける公算が高いと見られる。