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香港に佐賀「いちごさん」アフタヌーンティーセット 持ち帰りパッケージで販売

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 上環のクイーンズロードに本店を構える「CAFE LIFE PATISSERIE & CAFE」(251Queen’s Road,Central, Sheung Wan)で2月11日、佐賀県の新品種「いちごさん」を使った持ち帰り用アフタヌーンティーセットの販売が始まった。 

Via Tokyoではいちごの色味を魅せる各種デザートを

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 佐賀県は今年も香港で、2018年秋にデビューした新種のイチゴ「いちごさん」を販売し、ケーキやデザートなどを通じて認知向上と販売拡大を目指している。同ブランドは、佐賀県・JAグループ佐賀・イチゴ生産者が一体となり、7年もの開発期間を経て、県内から1万5000本を選定し研究を重ねる力を入れるブランドだ。

素材にこだわり、小麦粉、卵、生クリームは全て日本から取り寄せて使うことで人気を集める同ショップでは昨年も、このイチゴを使ってさまざまなケーキを開発した。オーナーパテシェの松岡哲也さんが通常のケーキに加え、今年の目玉として、アフタヌーンティーのテークアウト商品を数量限定で用意した。3~4人分のボリュームがあるアフタヌーンティーのテークアウトセットには9種類のケーキを並べる。

 セット内容は、同店のシグネチャーアイテムでもある「イチゴのミルフィーユ」をミニサイズにし、サクサクの生地に、なめらかなカスタードクリームと生クリームを添える。「ストロベリーショートケーキ」「ムースケーキ」には新たにペーストも作り、「酸味と甘みのバランスを大切にしている」という。「ストロベリーデニッシュ」は同セットのために新たに作ったアイテムで、「バターたっぷりで、サクサクのパイ生地に柔らかいカスタード、そしてフレッシュで甘く、ジューシーなソースをトッピングし、バターと『いちごさん』の組み合わせを追求した」という。

 ほかにもフランスのレアチーズケーキ「クレメダンジュ」の中にはイチゴをそのまましのばせたり、日本産卵や生クリームをふんだんに使った「イチゴのロールケーキ」、「イチゴのビスケットシュークリーム」は、真っ赤なビスケットをパフで包んだ薄い層で、表面はサクサクとした食感でシューの中には、なめらかなカスタードとクリームを入れた。

 「イチゴのタルト」は、バター風味のサクサクとしたタルト生地に、クリームチーズを練りこみ、その上に甘い「いちごさん」をのせた。スコーンにはイチゴのジャムを添える。

 店頭では「いちごさん」を使ったケーキ、大福なども単品で販売。「いちごのミルフィーユ」(10×20センチ=818香港ドル、10×10センチ=398香港ドル、カット=88香港ドル)をはじめ、ショートケーキ、ムースケーキなども、さまざまなサイズで販売する。

 今回パッケージのデザインを手掛けたのは、香港のアーティストSamさん。2015年に香港理工大学を卒業後、クリエーティブブアーティストとして活動している。2020年にスタートした「PEEP」は、少女の物語をベースに、成長と恋をテーマに展開するコンセプトだが、今回の作品には、イチゴに囲まれてリラックスした時間を過ごす女の子たちを描いたという。

 同セットは580香港ドル。今月27日までの金曜~日曜に1日10セット限定で販売し、事前に予約を受け付けている。

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