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佐賀がテーマの和食店「佐楽」が刷新 新シェフ迎え佐賀の魅力発信

冨田料理長が得意とするすっぽん料理の提供も新たな魅力の一つ

冨田料理長が得意とするすっぽん料理の提供も新たな魅力の一つ

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 佐賀の郷土料理や佐賀県産の食材に特化した料理を提供し、佐賀の地酒や食器なども取り入れた佐賀テーマの和食店「佐楽」(12/F OLIV, 15-21 Sharp Street East, Causeway Bay, Hong Kong TEL 3620-3491)が約半年間の休業を経て6月6日、リニューアルオープンした。佐賀県出身の社長が経営する「C& Saga Dining(シーアンドサガダイニング)」が昨年3月にグランドオープンしたが、今回新しいエグゼクティブシェフを迎えた。

38席を用意した店内の様子

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 佐賀の魅力発信基地としての役を担い、佐賀牛、呼子のイカ、唐津で水揚げされた新鮮な魚介類、有明海苔、みつせ鶏、金星佐賀豚などの佐賀の名産品を提供するほか、「知られざる魅力」を発信することに努めているという。

 リニューアルオープンに際し、新しくエグゼクティブシェフに就任したのは福岡・西中洲のミシュラン1つ星懐石料理店「しらに田」で料理長を務めた経験を持つ冨田耕平さん。「吉兆」で修業を積み、フグやスッポン専門店での経験を経て、2014年より「しらに田」グループの総料理長として腕を振るってきた。冨田さんの下、新たにメニューに加わったのは香港では珍しいスッポン料理だ。希少なため数量限定になっている「すっぽんの刺し身と肝の炙(あぶ)り刺し」(138香港ドル)をはじめ、「コラーゲンたっぷりのまる出汁のスープ」(168香港ドル)、「コラーゲンたっぷりのすっぽん唐揚げ」(108香港ドル)などがメニューに並ぶ。他にも冨田さんが総料理長を務めた「しらに田」の看板料理メニューの一つでもある「鯛茶漬け」(88香港ドル)は香港に居ながらにして、福岡のミシュラン1つ星獲得店の味を味わえる一品。お茶には佐賀県が誇る嬉野茶をかけるのがオール佐賀を追求する「佐楽」ならではの工夫だ。

 オープン当初からの人気メニューも健在で、引き続き佐賀の名物「呼子イカの姿造り(3~4人前)」(298香港ドル)や、飲料水としても使われている地下水を利用し、完全無農薬で生産されているオーガニック野菜「サガンベジ」を唐津の海水塩「一の塩」ドレッシングで食べる「サガンベジサラダ」(78香港ドル)、唐津で水揚げされ福岡から直送した新鮮な「唐津玄海協会直送鮮魚の刺し身盛り合わせ(7種)」(298香港ドル)や「佐賀牛カツ」(248香港ドル)などを提供している。

 リニューアルを記念し、8月31日までの毎日21時30分以降、2時間の飲み放題コースを割引価格の188香港ドル(通常は248香港ドル)で提供している。佐賀自慢の地酒や焼酎のほか、日本のビールソフトドリンクなど豊富な飲み放題メニューとなっている。

 営業時間は18時~翌2時。

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