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香港で鹿児島がポップアップ店 黄色いポストも設置、後日はがきが届く仕掛けも

鹿児島県各地の写真を掲出しながら、それぞれのエリアの特産品を紐づけて紹介。

鹿児島県各地の写真を掲出しながら、それぞれのエリアの特産品を紐づけて紹介。

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 カフェが立ち並び、若者たちが集まる香港・大南街の「合舍 Form Society」(186 Tai Nan Street, Sham Shui Po, Cheung Sha Wan, Kowloon)に9月21日、鹿児島県の観光や物産を紹介するポップアップストア「快閃鹿兒島 Pop Up Shop」がオープンした。

鹿児島の南さつま市の絶景写真と同じ市内の清木場果樹園のキンカンジャム

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 鹿児島にとって香港はとても身近な海外。コロナ前は香港航空、香港エクスプレス航空の2社が直航便路線を持ち、訪日外国人の割合の中でも香港人の割合が30%近くを占め、年間22万人を超え、外国人のカテゴリーで1位を獲得。それだけ鹿児島の隅々まで訪れたことがある人も多く、「霧島神宮が国宝に」という情報をはじめ、香港人にとってなじみのある「屋台村」の移転やホテルの閉鎖などの話題も日本国内と同じスピードで拡散される。

 こうした背景もあり、今回のポップアップストアでは、香港人にとってなじみのある鹿児島の各エリアの写真を掲出し、その地域で育まれた商品を紹介することに主眼を置き、「懐かしい」「また行きたい」と思ってもらえる仕掛け作りを心がけたという。

 指宿の九州最南端の駅である西大山駅には黄色のポストがあり、開聞岳を背景に撮影スポットになっているが、香港でも会場の一角に黄色いポストを設置。実際にはがきを書いて切手を貼り、ポストに投函できるようにした。会期終了後、これらのはがきを実際に西大山駅の黄色いポストから投函する予定。10種類のはがきを用意したが、これらを選ぶ過程でも香港人スタッフの意見を反映させたという。屋久島や桜島などの大自然だけでなく、香港人にとって例えば鹿児島中央駅の「アミュプラザ」も「たくさんの買い物をした良い思い出がある場所だから候補に入れたかった」とスタッフは話す。

 会場には桜島の火山灰から生まれる土壌「シラス」の天然成分を使った石けん「シラスソープ」をはじめ、香港のテレビ番組でも撮影場所となった南さつま市の廃校をジャム工場に活用した「清木場農園」のキンカンジャム、宿泊も多かった「SHIROYAMA HOTEL」や「白水館」のオリジナル自社アイテムなど、幅広い商品を扱う。

 ほかにも通常は鹿児島でしか販売していない、鹿児島ローカルデザイナーが手がける「カゴマニア」の商品も販売。焼酎サイズの布製トートバック「おいの飲んかたBAG」や、アイスで知られる「シロクマ」をモチーフにしたTシャツ、鹿児島の言葉などをプリントした缶バッジやステッカーなども並べた。

 鹿児島県香港事務所の奥雄一所長は「コロナ禍で気軽に行き来ができない中、こうやって香港で鹿児島を楽しんでいただき、再び鹿児島を訪れてもらうきっかけにしてもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~19時。火曜定休。10月3日まで。

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