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北海道スープカレー「Suage」香港進出 ロブスターや稲庭うどんは香港限定で

北海道のスープカレーにオープン初日からモール内には行列が

北海道のスープカレーにオープン初日からモール内には行列が

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 北海道のスープカレー店「Suage Hokkaido Soup & Curry」(Shop 1, 4A/F, Langham Place, 8 Argyle Street, Mong Kok、TEL 2622 2388)が6月13日、香港・旺角のショッピングモール「ランガムプレイス」内にオープンした。

香港限定のロブスターと海鮮のスープカレーに追加でチーズをかけて

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 同店は2007年に札幌で開業し、日本の雑誌や旅行サイトのランキングで上位に入るなどし、札幌5店舗、東京4店舗、海外は韓国、台湾に7店舗を展開している。

 店舗面積は1000平方フィートで、50席を用意。外観は赤をメインに黄色も使い、壁にもコンテナを使ったデザインを施すなど、札幌の1号店と同じようなデザインに仕上げた。

 オーダーはまず、スープカレーを10種類から選択。日本の鶏もも肉を使った「脆嫩鶏髀湯●●」(98香港ドル)、日本で人気の豚の角煮入りの「炙焼豚角煮湯●●」(88香港ドル)、野菜のスープカレー「鮮野菜盛湯●●」(88香港ドル)のほか、香港限定で、カナダ産のロブスターを丸ごと入れたロブスターとシーフードのスープカレー「龍蝦海鮮盛湯●●」(188香港ドル)も用意した。和牛や日本のカキを使用したスープカレーもある。

 カレーの種類を選んだ後、日本では一般的にご飯のサイズを選ぶが、香港ではまず、ご飯か麺を選ぶ。麺は香港のみの展開で、香港人が好きな「ラーメン」「稲庭うどん」を採用した。スープは「オリジナル」「ココナツ」「エビ」の3種類を用意する。

 スープベースは、北海道産の甘みのあるタマネギなど、日本の自社農場から取り寄せた食材を使い、12時間以上かけてじっくり炒めたものをベースに鶏ガラのうまみやトマトの酸味を加えたもので、99段階の辛さから選択できる。「スパイスを引き立てているクセのないスープで、飲むこともできる」とも。

 さらにトッピングも選べる。半熟卵(18香港ドル)、天ぷら、角煮(以上28香港ドル)に加え、スライスチーズや「溶岩芝士」と呼ぶラクレットチーズのようなとろりとしたチーズを上からかけることもできる。野菜のトッピングは11種類を用意し、ニンジン、ナス、ピーマン、カボチャなどを6香港ドルから追加できるようにした。

 北海道産ジャガイモ「インカのめざめ」なども自社栽培しているため、収穫時期には自社農園産のものを中心に使う。農園の敷地内に野菜の貯蔵用のコンテナを作り、徹底した温度管理で野菜を保存。それらを店名通り「素揚げ」することで、「素材一つ一つのうまみを引き出す」という。野菜や肉などを竹串に刺して提供するメニューもある。

 ドリンク類はライチや巨峰、青リンゴなどのカルピスソーダ(26香港ドル)、マンゴー、ストロベリー、チョコレートなどのラッシー(38香港ドル)に加え、カラマンシーとパッションフルーツのウーロン茶「金橘百香果烏龍茶」、グレープフルーツの緑茶「西柚蜂蜜緑茶」など、中華圏ならではのドリンクも用意する。

 営業時間は11時30分~22時。

 ●●=口へんに加、口へんに厘

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