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香港・尖沙咀「Cucina」、中央イタリア料理を新シグネチャーメニューに

ビクトリアハーバーを一望できるイタリアン「Cucina」

ビクトリアハーバーを一望できるイタリアン「Cucina」

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 尖沙咀のショッピングモール「ハーバーシティ」に直結するマルコポーロホテル内にあるイタリアン「Cucina(クッチーナ)」(Level 6, Marco Polo Hongkong Hotel, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon TEL 2113 0808)が8月4日、新しいシグネチャーメニューの提供を始めた。

メインの牛テールのヴァチナーラ煮込みは、ローマを首都とするラツィオ州からインスピレーション

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 2007年にオープンした同店は、イタリア語で「キッチン」を意味する「クッチーナ」コンテンポラリーな雰囲気の中で、スタイリッシュなバーとシガーが楽しめるテラスがあり、毎日20時からは香港観光の目玉の一つである光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」も楽しめる場所に位置する。

 イタリア北部ピエモンテで生まれ育ったアンドレア・デルザンノ(Andrea Delzanno)料理長だが、イタリア料理の伝統にひねりを加え、最高級の食材を使ったのメニューを作り上げる中、新シグネチャーメニューには中央イタリアの魅力を持ち出した。

 新シグネチャーメニューは4コースから成るセットメニューで、スタートは前菜「Abruzzo」として提供するサラダで始める。ミックスシーフード、シトラスドレッシング、ピクルス 野菜、オリーブ、キャビアで仕上げる伝統的なサラダは、アブルッツォの海岸地方に由来するという。「かんきつ類のドレッシングと野菜の酸味と歯応えがシーフードを引き立てるように仕上げたシンプルなサラダ」と同店。

 コース2品目「Tuscany」は、トスカーナ地方では一般的な「鶏レバー」を使い、タマネギ、ハーブ、トマトソース、パルメザンチーズを平打ち麺「タリアテッレ」に合わせ、アンドレアさシェフが「甘みとコクを調和させた」という。

 続くメイン「Lazio」は、牛テールのバチナーラ煮込みは、ローマを首都とするラツィオ州からインスピレーションを得た。赤ワインの「滑らかで芳醇な香り」を放つ牛テールは、150度で4時間じっくりと煮込んだ。デザート「Marche」は、マルケ州の味で締めくくる。クリーミーなイタリアントライフルは、カスタード、レディフィンガービスケット、ココアパウダーに、イタリアのリキュール「アルケルメス(Alchermes) 」の風味で仕上げた一品を提供する。

 新しいシグネチャーセットメニューは、ランチとディナーどちらの時間帯でもオーダー可能で、888香港ドルで提供する。イタリアワインのセレクションやオリジナルカクテルも用意する同店だが、今回のメニューに合わせワインメニューに4種類を合わせるペアリングを440香港ドルで用意する。

 営業時間は、ランチ=12時~14時30分、ブランチ=11時30分~15時(土曜・日曜・祝日のみ)、アフタヌーンティー=15時~17時30分、ディナー=18時~23時。シグネチャーコースメニューの提供は10月20日まで。

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