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香港でも「ハローキティ50周年」祝う 尖沙咀モールに体験ゾーン

香港でのハローキティ50周年イベントはハーバーシティ各所で体験ゾーンを用意した

香港でのハローキティ50周年イベントはハーバーシティ各所で体験ゾーンを用意した

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 ハローキティ誕生50周年を記念したイベント「HELLO KITTY-HAPPY 50 @ Harbour City」が1月25日、尖沙咀ハーバーシティでスタートした。5つのテーマゾーンを用意し、モール全体で50周年を祝う。

ハローキティ50周年限定の商品を多数販売

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 最初のゾーンでは、ターミナルに続く入り口付近に大型インスタレーションを展開。3台のフロートで構成し、高さ5メートルの真っ赤なハローキティだるまと、頭に赤いリンゴをのせた8体の小さなだるまが登場する。巨大だるまの裏側にはガシャポンマシンがあり、専用コインを入れると8種類からいずれかのカプセルを手に入れることができる。専用コインは50香港ドル。2月1日からは25香港ドルでハート形のロックキーも購入でき、2つ目と3つ目のフロートをつなぐエリアで橋にキーをかけることができる。

 2つ目のゾーンは、旧正月を挟むことからオーシャンターミナルデッキに「ライオンダンスガーデン」を設けた。梅の花や大きな獅子の頭、4つの太鼓を置くフォトスポットも用意。地元のライオンダンスチームとコラボし、獅子頭の制作、ライオンダンスの練習、旗や太鼓のパフォーマンスなど、地元の歴史を紹介する展示も企画した。

 3つ目はアート展「Every Flower Tells a Story」で、さまざまなアーティストの関連作品を展示販売する。目玉の一つは「Color Your Future」コレクション。ドイツのインテリアブランド「Bull & Stein」は、リンゴのデザインとハローキティのクラシックなイメージを組み合わせ、ハローキティ型のカラフルなアートスカルプチャーシリーズを制作した。スイスで特許を取得した顔料を使い、ヨーロッパの職人によって手作りりされたという。

 もう一人の注目アーティストは日本画家、深沢ヒサヒロさんで、ハローキティにインスパイアされた24金アクリル画のコレクションを発表。日本の古典的な花鳥画のエッセンスを取り入れながら、「精巧な職人技とモダンなデザイン」で、ハローキティと花の物語を引き立たせた作品を並べる。

 4つ目はオーシャンセンター2階に設けたポップアップストア「ハローキティ×Kee Wah Bakery Candies & Cookies」で、3種類ギフトセットを用意した。段ボール製トートバッグ(10個入り、68香港ドル)、ビニール製がまぐちケース(20個入り、288香港ドル)、ハローキティ型ブリキボックス(30個入り、388香港ドル)の3種類で、パッケージにはハローキティと、その愛用品をあしらう。既成のギフトボックスのほか、自分でカスタマイズすることもできる。好きなキャンディーやクッキーを指定された数だけ選び、オリジナルのボックスを完成させる。

 最後のゾーンもポップアップストアで、Ocean Terminalのアトリウムに、ハローキティグッズを集めた。フォトエリアやフォトブースでは、ハローキティと一緒に写真を撮ることができる。限定商品も多く並べ、50周年記念ピンバッジ100セットを限定で販売。1974年~2023年のハローキティのデザインに加え、2種類の隠しエディションも用意。限定のぬいぐるみ19種類と陶器1種類も用意する。

 モール利用客への特典も用意した。1974年から現在までの異なるデザインで50種類のハローキティのトートバッグを用意。半透明のピンクのチャームが輝く「ハローキティ キラキラチャーム」も準備した。期間中の2月1日以降、参加加盟店で1回500香港ドル以上の電子マネーを使うと、指定のトートバッグ1個とチャーム引き換え券1枚を無料で受け取ることができる。

 ハローキティデザイナーの山口裕子さんが2月2日・3日に来港し、その場でハローキティの絵を描くサイン会に参加できる機会も用意する。

 営業時間は10時~22時。ゾーンによって営業時間は異なる。2月25日まで。

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