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香港・太古に台湾人気の麺店「大師兄銷魂麺舖」 香港初進出

台湾の人気麺店「大師兄銷魂麺舖」の香港1号店が太古のショッピングモール「Cityplaza」にオープンした

台湾の人気麺店「大師兄銷魂麺舖」の香港1号店が太古のショッピングモール「Cityplaza」にオープンした

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 台湾で行列ができる人気店として拡大した麺屋「大師兄銷魂麺舖」が8月23日、太古のショッピングモール「Cityplaza」(Shop 148, 1/F, Cityplaza, 18 Taikoo Shing Road, Taikoo Shing, TEL 6621 8340)にオープンした。香港初進出となる。

シンプルな木を基調とした香港店の内装

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 同店は2017年に台北の中山区で創業し、現在は台湾内に17店舗を展開している。中山の旗艦店は、かつて3.5時間の行列ができる記録を打ち立てたこともある。

 香港店も店内はシンプルな木を基調としながらも、ショッピングモール内であることから、店内に紺色ベースののれんをかけ、「清潔感のある雰囲気」を打ち出す。

 台湾と同じように木のプレートの上に麺とスープを別々に提供し、「別々に食べること」を推奨。これと別に小皿とソースがプレートに並び、ソースは牛肉などに漬けて味わう。通常台湾の牛肉麺は大きなわんにスープと麺を組み合わせて提供するが、同ブランドは通常のスタイルとは異なる。

 温かいスープと乾麺からゆでるもちもちとした食感のある麺を組み合わせるが、スープは牛肉入りのスパイシーな麻辣(マーラー)スープとマイルドな白湯(パイタン)2種類から選ぶことができる。これに汁なし麺を付けたセットが基本。「銷魂麺」と呼ぶ味付きの油そばのような麺が同店の最大の特徴で、スパイシーな「銷魂辣油」なども人気が高い。牛肉麺は、ネギを載せ、2つに切った断面の見えるゆで卵を添える。

 牛骨と数十種類の漢方薬、トウガラシを使って調理したチリオイル「銷魂辣油」は、牛脂と一緒に8時間煮込み、そこから10%のエッセンスだけを抽出したもの。「新鮮な唐辛子を使う」ことで、 「しびれや辛さが増す」という。

 トモバラを使う「麻辣牛五花+銷魂麺」(98香港ドル) や、これに牛筋肉を追加した「麻辣牛筋+牛五花+銷魂麺」(108香港ドル)、さらに牛すね肉を追加した3種の部位がある「麻辣三寶(牛五花、牛筋、牛腱)+銷魂麺」のほか、「麻辣大滿足(牛五花、牛筋、牛腱、鴨血、滷豆腐、滷豆皮) +銷魂麺」(128香港ドル)は、カモの血や台湾の肉の味がしみ込んだ豆腐、湯葉も追加した。白湯スープベースのメニューも同様のラインアップを用意。さらに28香港ドルを追加することで、油條(揚げパン)やキュウリ漬け、ドリンクなどを1つ追加することができる。

 台湾同様、土産用のテイクアウト商品もそろえる。1袋4個入りで販売する乾麺は85香港ドルで、細麺と太麺の両方を用意。ピーナツソースとゴマを組み合わせた「花生麻醤細麺」(85香港ドル)は平打ち麺を使い、ソースが麺に混ざりやすくなっている。ほかにも、3種類の麺をセットにしたギフトセット「併麺禮盒」(138香港ドル)のほか、黒ニンニクやカラスミソースのものもそろえる。

 営業時間は11時30分~21時30分。

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