香港・銅鑼湾のラグジュアリーホテル「Lanson Place Causeway Bay」(133 Leighton Road, Causeway Bay, Hong Kong TEL 3477 6888)が現在、ホリデーシーズンに向けたメニューを展開している。同ホテルの設計には、フランスのインテリアデザイナー、ピエール=イヴ・ロション(Pierre-Yves Rochon)さんが関わり、フランス流の「エレガンス」を基調にしたインテリアは、落ち着いた色調と柔らかな照明でまとめらており、日本人にも人気がある。
昨年のリニューアルオープンから2度目のクリスマスを迎える同ホテルは、館内1階のダイニング「Salon Lanson」で、季節ごとの特別メニューを提供してきた。クリスマスには、ジャズの生演奏とキャンドルの明かりに包まれるディナーや、年末にはシャンパンタワーを伴う華やかなディナーなどを用意した。
24日までのランチタイムには、冬の味覚を使う3コースの「The Holiday Set」を用意。メインには、ターキー胸肉を低温調理した「Sous Vide Turkey Breast」、日本でいう「スケトウダラ」を意味する大西洋産「ポロック」をレモンオリーブオイルソースで仕上げた「Pan-Fried French Pollock」、ビーツの甘みを練り込んだニョッキに、バターナッツ・カボチャのピューレとヘーゼルナッツを添えた「Beetroot Gnocchi」(3コース=450香港ドル)などをラインアップ。ビジネスランチから家族の集まりまで幅広く利用できる。
12月24日・25日の夜には、キャンドルの明かりとジャズの生演奏を届ける「Jazzy Christmas Dinner」を開催。キャビアを添えたサーモンの前菜「Balik Salmon with Caviar」で始まり。メインには旬のフランス産シーバスを香ばしく焼き、エルサレムアーティチョークで風味を引き立てた「Pan-Roasted Line-Caught French Sea Bass」、バターの香りをまとわせた「Grilled Japanese Wagyu Ribeye Steak」(5コース=1,180香港ドル)を用意。カクテル1杯と手作りリースが付く。
12月25日~28日と1月1日は、人気ブランチをビュッフェ形式(560香港ドル)で復活。ローストビーフカルパッチョやカモのリエットなどの前菜に加え、牛肉カルパッチョ、カモのリエット、ホロホロ鳥のパテなど多彩な前菜を提供。メインは注文ごとに調理する。和牛リブアイやシーバスなどディナーの人気料理を注文できるほか、ポルチーニとリコッタのラビオリ、トリュフがかかった鶏胸肉とコンフィの鶏もも肉なども選べる。ライブステーションでは蜂蜜でグレーズしたラコン(豚の前脚肉)を提供。デザートビュッフェも充実させた。スムージーやワイン、シャンパンなどのフリーフロー(250~560香港ドル)で追加できる。
31日の夜には、同ホテルのChris Leungシェフによる「New Year’s Eve Dinner」(1,450香港ドル)を提供する。前菜の大トロのタルタルをすししょうゆと洋梨で仕上げ、ゆずレモンソルトを添えた前菜「Otoro Tartare」には、シャンパンタワーから注ぐ一杯を合わせる。チリ産シーバス、アルゼンチン産アカエビ、オランダ産ムール貝を合わせた濃厚なブイヤベースや、ベーコン風味を利かせたグリーンピューレとシャンパンフォームで仕上げた北海道産ホタテが続き、メインは、スモークしたピジョンかグリルしたボストンロブスターのどちらかを提供する。最後は、シャンパンで煮たウィリアム洋梨に、マスカルポーネと蜂蜜ヨーグルトを合わせたデザートで締めくくる。
12月中は、オレンジとハーブの香りが特徴のリキュールをベースにした4種類のカクテルと1種類のモクテルも用意した。
家庭やオフィスでのパーティー向けに、14ポンド(約6.3キロ)のターキーを丸ごと焼き上げたテイクアウトにも応える。スタッフィングや季節野菜、グレービー、クランベリーソースが付いた「Roast Turkey」(1,800香港ドル)は、約10人分のボリュームで用意。12月25日まで提供可能だが、4日前までに予約が必要となる。
宿泊と食事を組み合わせた「Festive Escapade」(3,500香港ドル~)もあり、宿泊1泊に加え、セミビュッフェ朝食、1,000香港ドル分のダイニングクレジット、レートチェックアウトを含め、12月31日まで利用できる。
ランチ=12時~14時30分、ブランチ=11時30分~14時30分、ディナー=18時~22時。