太古城「アピタ」リニューアル-フードコートに香港島初出店の「丸亀製麺」も

改装後も食品フロアを中心とした地下1階は改装前のレイアウトを維持

改装後も食品フロアを中心とした地下1階は改装前のレイアウトを維持

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 香港・太古城で7年にわたり営業を続け、旧正月後よりリニューアル工事を進めてきた日系百貨店「APiTA(アピタ)」(Cityplaza2, 18 Taikoo Shing Rd., Quarry Bay, Hong Kong)が4月17日、リニューアルオープンした。

家族連れで賑わうフードコートの「丸亀製麺」には長い行列が

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 アピタを運営するユニー香港は1987年、アピタ前身の「UNY生活創庫」として香港島の太古城中心(シティプラザ)内に開店以来、約27年間、香港で隆盛を極めた日系の流通業の一つとして親しまれてきた歴史がある。その後2007年の改称以降も営業を続けてきたが、ここ数年のさらなる家賃高騰の問題もあり、今回リニューアルされた。

 今回のリニューアルでは2階と3階のファッションフロアを大幅に削減した。香港在住の日本人にも定評のあるスーパーがある地下1階部分は、エスカレーターを地下に下る左手にあるパン屋「Panash(パナッシュ)」をはじめ、キッチン用品、家庭用品を扱う売り場も含め、ほぼそのままのレイアウトを継続している。

 フードコートは、全て日本ブランドで統一したものの低価格に抑え、ほぼ全てのメニューを50香港ドル以下で展開。尖沙咀、屯門などにある「丸亀製麺」は香港島に初進出。値段は他店と同様に抑え、釜揚げうどん、ぶっかけうどん(以上、中=27香港ドル、大=33香港ドル)で提供する。4人掛けがテーブル42卓、カウンター16席で合計184人を収容可能。ほかにも「モスバーガー」「銀だこ」ほか、パスタやドリア、カツカレーなどを提供する店やギョーザを販売する店などが集合した。

 スーパーコーナーの入り口には「日本橋屋長兵衛」が出店。ガラス越しにたい焼きづくりのパフォーマンスが見えるように店舗を構え、どらやき(128香港ドル=6個入り)やおはぎ(ごま・きな粉=18香港ドル)、大福(豆・桜=18香港ドル)などを販売する。

 営業時間は10時~22時30分(地下1階食品フロアのみ金曜~日曜は23時まで)。

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