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香港にR1Fが2店舗めを開店-銅鑼湾シティースーパー内に

積極的に試食を促し、盛り付けにもこだわる同店。

積極的に試食を促し、盛り付けにもこだわる同店。

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 総菜大手のロック・フィールド(神戸市東灘区)が11月10日、同社のサラダを中心とする旗艦ブランド店「RF1(アール・エフ・ワン)」の2店舗めを銅鑼湾シティースーパー内に出店した。

香港を訪れ自ら指導にあたる古塚孝志社長

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 同店の運営はシティースーパーが担当しながらも、ロック・フィールド社も駐在員を置いて、「日本の惣菜」、「日本の盛り付け方」を近くで教えるスタイルを採用し、RF1ブランドの使用権だけでないサポート体制を築いてきた。シティースーパーには同社の独自ブランド「Fusion Deli(フュージョン・デリ)」もあるが、野菜がそのまま並ぶサラダバーと日本の細やかな技でアレンジされたサラダは、双方刺激しあって相乗効果をもたらしているという。

 「フレッシュに勝てないものはない」というコンセプトに重きを置くため、香港で入手できるローカル食材を使いにアレンジしたオリジナル商品が中心だが、トマトなど味が大きく異なるものは日本から輸入した食材も使っている。基本的には日本と同様ドレッシングをかけるものと混ぜ込むものの2種類があり、ドレッシングだけでもサウザンアイランド、マヨネーズ、ガーリック、ビネガーなど7種類で展開する。

 オープンに伴い来港したロック・フィールド社の古塚孝志社長は、「日本のベースとして人気がある酸味の強いドレッシングは香港市場向けに変えている」と現地化する部分を説明。また日本らしさを追求するために「単に盛り付けの際の美しさだけでなく、注文が入り量が減っていっても崩れない盛り付け方も指導している」と話し、ディスプレーに気を配るよう指導する。

 人気アイテムは「シーフードサラダ」や「エビマヨサラダ」(同36香港ドル/100香港ドル)をはじめ、「ミックスベジタブルサラダ」(32香港ドル/100香港ドル)など。同店ではサラダに加え、「山芋とキャベツのコロッケ」(18香港ドル/個)、「空揚げ」(28香港ドル/3個)、「ホウレンソウとベーコンのパイ」(28香港ドル/個)などのホットデリメニューも用意した。ハンバーグやカレーも販売する。

 今後も香港については、シティースーパーとのパートナー展開を検討しながら、定期的に新商品投入も進めていく予定。同時にパーティーセットなどの販売にも力を入れる。

 営業時間は10時~22時(金曜・土曜・祝前日~23時)。

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