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香港につけ麺専門店「TETSU」が海外初進出 行列対策にファストパス導入も

「つけめんTETSU」は香港を海外初の進出出エリアに

「つけめんTETSU」は香港を海外初の進出出エリアに

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 香港・銅鑼湾の堅拿道西(G/F,23 Canal Road West,CWB Tel:2172-6433)に11月5日、つけ麺専門店「つけめんTETSU」がオープンした。運営は「YUNARI」。現在、香港内で「抹茶館」などを展開するクリエイト・レストランツ・グループ傘下に国内24店舗を展開する同社。香港への新店出店に当たっては、初の海外進出として入念にマーケットを調査し決めたという。

デザートやローカルフードなどの人気店が集まるエリアに出店した店舗の外観

 小宮一哲社長は「つけ麺はラーメンが定着をしている地域でないと勝負できない。ローカライズさせるのではなく、日本とまったく同じものを提供する」と話す。現在の香港では「本物」を知る人も多いため、「日本人がおいしいと思う店を目指したい」という。人気ラーメン店やつけ麺店には行列が続く中、オープン当初に会員を募集し、12月1日以降事前予約をし、待たずに食べることができる「ファストパス」も導入した。

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 モダンな雰囲気を内装に取り入れた店内には、カウンター席とテーブル席合わせて35席を備える。日本では25席を目安に店作りをしてきたというが、香港スタッフは35席のオペレーションを実践し、スープと麺の担当者は別々に置く。

 客には必ず出来立てを提供することを徹底しているため、双方のタイミングが合わなければ破棄することもあるというが、だんだんとそのタイミングがあっていきロスが少なくなっていくという。小宮社長は「原価よりも品質。ちゃんとしていないものは捨てるという一見無駄に見える動きを重ねることで、だんだんと無駄を減らしていき、お客さまに100%のものが提供できるようになる」と力を込める。

 看板のつけ麺は、濃厚な豚骨スープをベースに鶏ガラやカツオだしなどを合わせた豚骨魚介スープが特長。1日半かけて作るベースに煮干し、かつおぶしなどを使った魚だしを合せることで濃厚でありながらくどさのないスープを目指し、毎日10時にスープの味をチェックするという。

 麺はうどん粉とパン粉をブレンドしたオリジナル。小麦の香りとモチっとした食感が特長。「つけめん」「あつもり」(89香港ドル)、トッピングはチャーシュー(29香港ドル)や味付け半熟卵(9香港ドル)、ネギ(4香港ドル)などをお好みで追加できる。ほかにも、香港人が好む「豚骨ラーメン」(79香港ドル)をはじめ、1日30杯限定の千駄木らーめん(84香港ドル)なども用意する。

 「世界で一番ラーメン好き」と話す小宮社長は「世の中になくておいしいものを作りたい」との思いで創業し、「味に納得できない日は開店しない」とこだわった創業時代を振り返る。スープは最後まで温かく味わってほしいとの思いから、同店では「焼き石」を使う。演出やでき立てを好む傾向がある香港人に評判は良いという。

 香港では今後、3~5店舗の出店を目指し、1日当たり平日は250~300杯、休日は400~500杯の提供を目標に掲げる。

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