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YATA香港島に世界初「ハローキティ」テーマのスーパーマーケット 期間限定で

「ハローキティ」テーマのスーパーが登場した香港

「ハローキティ」テーマのスーパーが登場した香港

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 日本の食材を多く取り扱う百貨店兼スーパーマーケットの一田(YATA)は2月12日、西環(Sai Wan)の香港商業中心(G/F. & B/F., Hong Kong Plaza, 188 Connaught Road West, Sai Wan, Hong Kong TEL :2983 8336)にハローキティをテーマにしたスーパーマーケットを開業した。5月31日までの期間限定で、世界で初めてハローキティを主題としたスーパーマーケットとして営業する。

すしパックにも「ハローキティ」を

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 YATAは7店舗を展開してきたが、今回の8店舗目は初めて香港島への進出となる。大きさは2フロアで1万平方フィートで、総工費は2,300万香港ドル。一田はこれまでもくまモンのポップアップストアを開店するなどキャラクターを使った販売には実績があり、今回は、香港で絶大な人気を誇るハローキティをスーパーで使用するライセンスを取得した。オープン当初から入場制限がかかるなど、長蛇の列を作る人気を集めている。

 店の入り口看板の上にはキティがお出迎えするほか、制服、買い物かご、ショッピングカート、買い物袋、レシート、商品のポップアップなど細かなところまでハローキティ一色。店内の色は薄い緑色を基調とした同店のカラーを使い、落ち着いて買い物ができるようにした。アイスクリームなど3種類のスイーツが食べられるポップアップストアもある。同店で販売しているハローキティの商品は計約300種類で、うち100種類は同店と独自の商品をそろえた。

 ハローキティが描かれたマカロン(25個入り200香港ドル)、キティの形をした人形焼(18香港ドル)、ハローキティの絵が描かれた富士りんご(1個99香港ドル)、すしセット(88香港ドル)など幅広く用意した。食品以外でも保温機能が付いた弁当箱(349.2香港ドル)、エプロン(88香港ドル)なども購入できる。300香港ドル以上消費したに人は抽選でハローキティの限定版ぬいぐるみなどが当たる。

 一田は、1989年に沙田(Shatin)にあった西友を前身とする。2005年に香港最大手のデベロッパーである新鴻基地産(Sun Hung Kai Properties)が取得し、2008年に現在の名前となった。店舗名の由来は「やった~」という日本語の発音を元につけられた。現在は新鴻基地産が運営しているショッピングモールへ入居を基本とし、デパート形式が、沙田、大埔(Tai Po)、●灣(Tsuen Wan)の3店舗、スーパーが西環、新蒲崗(San Po Kong)、屯門(Tuen Mun)、旺角(Mong Kok)、観塘(Kwun Tong)の5店舗の計8店舗で展開する。今年後半には将軍澳(Tseung Kwan O)にある東港城(East Point City)と葵芳(Kwai Fong)にある新都会広場(Metroplaza)にもオープンする計画を立てている。従業員は1000人を超え、新店舗のオープンを控えさらに雇用に貢献していくことになる。

 取り扱っている商品の6割は日本から取り寄せたもので、品質などにこだわる。客層は、人口25万人で世帯月収3万5000香港ドルと生活に余裕がある香港人が多い西環支店の商圏である中西区の住民。そのためステーキ肉でも150香港ドルから180香港ドル程度の商品が良く売れるほか、100香港ドルの桃などもよく売れるという。

 営業時間は、9時~21時30分(●は草冠の下に全)。

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