5月5日にオープンしたばかりの「麺酒場 蒜 BILL」(3/F, V Point, 18 Tang Lung Street, Causeway Bay, Hong Kong、TEL 3705-2597)で5月19日・20日、「スペシャルコラボナイト」が開催され、賛否両論の小山雄史シェフが4時間キッチンに立つ。
同企画は、「香港の著名シェフたちに、自分の店以外のメニューをBILLで自由に表現してもらおう」と、「麺酒場 蒜 BILL」プロデューサーのSo Wadaさんが企画したもの。
「麺酒場 蒜BILL」のスペースを自由に使い、香港のレストランで活躍するシェフがオリジナル料理を作る。第一弾は、VPOINTに店を構える飲食店「賛否両論」の小山雄史料理長が担当する。「賛否両論」は普段はコース料理のみ展開しているが、今回のコラボレーション企画により、いつもの賛否両論では食べられないアラカルトメニューを用意するという。時間は、同店閉店後の23時~翌3時までで、店をはしごしたい人や、飲食店勤務でなかなか外食できない飲食業界の人でも集まり、楽しめるようにした。
メニューは全部で14種類を予定する。お薦めは、「冷製鯛カレー ドライトマトだし茶漬け」(120香港ドル)。一般的なカレーとは違った「汁無し」のカレーで、使う食材は加熱しないのが特徴。少し甘みのある酢飯の上に、カレー粉やみそ、ごま油などを混ぜて味付けしたタイ、キュウリ、トマト、新ショウガ、新タマネギ、しば漬けなどの具材を載せる。ご飯部分を半分くらい食べた後、ドライトマトだしをかけてお茶漬け風にして食べる。
ほかにも、「里芋といぶりがっこのサラダ」「黒糖風味の肉じゃが」「モッツアレラチーズのみそ漬けときゅうりの辛子漬け」など、アルコールとともに夜食として楽しめるメニューをそろえる。デザートメニューは、コースメニューの中でも特に人気が高かったという、小山料理長のオリジナルデザート「みねおか豆腐 黒蜜かけ」を用意する。
So Wadaさんは「今後も第二弾、第三弾と引き続きコラボ企画を継続していく。いろいろな人が集まる交流の場所にしていきたい」と意気込む。
スペシャルコラボナイトの開催時間は23時~翌3時。