見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

香港で携帯電話の頭番号に新規数字 「8」が絡む数字は高値になる可能性も

新規番号の登録が早ければ2月にも始まる

新規番号の登録が早ければ2月にも始まる

  •  

 通訊事務管理局弁公室(OCFA)は2月5日、携帯電話の最初の番号について「4」「7」「8」を開放すると発表した。早ければ今月、サービスを開始する。このペースで携帯電話の契約者が増えると今年11月に番号が枯渇するための措置だ。

 香港の携帯番号の電話は、サービスが始まった1980年代「05」で始まる8桁の番号で始まったが、すぐに「9」に取って代わられた。2000年ごろになると9だけでは足りなくなり「6」が加わった。それ以降も携帯電話市場の拡大が続き、2008年には「PEOPLE」のブランドで知られる中国移動香港を皮切りに「5」で始まる携帯電話のサービスが始まった。

[広告]

 2017年10月現在、香港で携帯電話サービスに加入しているのは1827万1196人。香港の人口は約730万人であることから、1人当たり2.5個の携帯電話を所有している。毎月14万5000人ずつ加入者が増えており、このままでは11月上旬に使える番号がなくなる計算だ。主な内訳は3Gサービスが867万9084人、4Gが811万7768人と依然として3Gの契約者が多い。仮想移動体通信事業者(MVNO)は263万8008人となっている。ショートメッセージを送った回数は2億2582万4928回、受け取った回数は4億8771万5695回。データ使用料は296億1551万966MBで、1人あたり4GBを1カ月で使っている計算になる。2020年をめどに5Gのサービスが始まるものと期待されている。

 具体的には、40~49(630万件)、70~73(250万件)、81~83(180万件)で始まる計1060万件が開放される。2021年7月1日からは現在も稼働している7から始めるページャーの数字を別の番号への振り替えを実施。総計で1572万件分の番号を確保できることから、OCFAでは「2029年までの需要を賄えるだろう」としている。

 日本と同じように中華系の香港市民には縁起の良い数字と悪い数字があり、例えば「4」は日本と同じで「死」を意味するため使用を避ける傾向にある。それは日本以上に迷信深く4階のフロアや部屋番号が抜けているビルやマンションは少なくない。また「7」は男性器を表す「●」を連想させる。当局では2015年に開催された諮問委員会では「4040」「4444」「7070」など15の組み合わせは使わないようにという答申を出しているが、今回、それらの数字が使われるかどうかは明らかにされていない。

 逆に「8」は「發」を連想することができるので、縁起が良い数字として好まれている。以前、インターネットでのオークションでは「6888 8888」と7つの8がついたことから2,888万8,888香港ドルの値が付いたケースもあり、今回も「8」が絡む数字には高額の値が付けられる可能性があると予想される。

●=さんずいに七。下に木へん。