香港のフラッグキャリア「キャセイパシフィック航空」が10月27日から、香港~モルディブに週4便の定期便を運航する。
日本人にとってハネムーン候補地としても人気のあるモルディブはインド洋の中心に位置し、数々の島から成る。日本からの直行便は以前スリランカ航空が就航していたものの、現在はコロンボ経由となっている。そのため、現在はコロンボ経由かシンガポールやマレーシア、ドバイを経由していく利用客もいるが、そこに香港が加わったことになる。
新設するフライトのスケジュールは、香港発17時15分・マレ着21時25分、マレ発23時35分・香港着翌朝8時55分。機材はエアバスA330-300機。日本からの渡航者が同路線を利用する場合、羽田・成田・関空・中部・福岡発の午前便を利用すれば、香港での同日乗り継ぎが可能となる。
今回の就航に当たり、同社のジョン・スローサー最高経営責任者は「モルディブは香港の旅行客のみならず、世界中の旅行客にとって最高の休暇を過ごすことができるデスティネーション。モルディブへの乗客には最上級のプロダクトとサービスをお楽しみいただける。ネットワークの拡張は香港の世界有数の航空拠点としての地位確保にも貢献することになるだろう」と述べた。
スケジュールの詳細は政府認可申請中。