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馬鞍山~屯門を結ぶMTR新路線、名称は「屯馬線(Tuen Ma Line)」に

馬鞍山~屯門を結ぶMTR新路線、名称は「屯馬線(Tuen Ma Line)」に

馬鞍山~屯門を結ぶ新路線は頭文字をとって屯馬線に

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 香港鉄路(MTR)が立法会に提出した資料によると、2019年の開通を目指している沙中線(Shatin to Central Link)の中の一つである、大圍(Tai Wai)と紅●(Hung Hom)を結ぶ東西走廊(East-West Corridor)を含む路線の正式名称を「屯馬線(Tuen Ma Line)」にすることが明らかになった。

 現在、この両エリアを結ぶ路線として、屯門(Tuen Mun)から紅●を結ぶ西鉄線(West Rail Line)、烏渓沙(Wu Kai Sha)から大圍をつなぐ馬鞍山線(Ma On Shan Line)があるが、紅●と大圍を東回りで新しいルート結ぶ路線である東西走廊の建設が進められてきた。この中間部が完成すれば烏渓沙から屯門まで乗り換えなしで移動することが可能になる。

 沙中線は東西走廊のほか、紅●と金鐘(Admiralty)を結ぶ南北走廊(North South Corridor)があり、仮名とはいえ2つ沙中線が存在し混乱を招きかねないことから新路線名の必要性が叫ばれていたが、「屯馬線」の名称が決定した。一方、南北走廊が完成(2021年を予定)した後、現在、上水(Sheung Shui)から紅●まで走る東鉄線(East Rail Line)は金鐘まで延伸した後も同じ東鉄線を継続して使う予定だ。

 現在工事している大圍-紅●間は2000年に政府が発表した鉄道の計画に盛り込まれ2012年に行政会議で批准され、同年に着工した。長さは11キロで、途中に、顯徑(Hin Keng)、鑽石山(Diamond Hill)、啓徳(Kai Tak)、宋皇臺(Sung Wong Toi)、土瓜湾(To Kwa Wan)、何文田(Ho Man Tin)の6駅が新設または新設される。大圍で東鉄線、鑽石山と何文田で觀塘線(Kwun Tong Line)、紅●で東鉄線との乗り換えが可能となる。啓徳駅は現在、旧啓徳空港(Kai Tak Airport)周辺の再開発が進められており、今後、体育館などが建設され、同駅はその最寄駅となる。宋皇臺駅はタイ料理の店が集まる九龍城(Kowloon City)のエリアまで長い通路を造成して南角道(Mam Kok Road)に出口を新設する計画となっている。

 大圍から何文田までの所要時間は13分。大圍から紅●の場合は従来の東鉄線を利用する(12分)方が屯馬線を使うより早い。車両は8両編成で、運行間隔についても「これまでの在来線とほぼ同じダイヤを組む予定」としている。

 西鉄線では屯門から屯門南(Tuen Mun South)まで延伸する計画があるほか、途中に洪水橋(Hung Shui Kiu)駅という新駅の建設も計画中。全てが完成すれば総延長57キロ、29駅、所要時間1時間強という、九龍(Kowloon)と新界(New Territories)を縦横に走る路線となる。

 この工事に関しては五洋建設、新菱冷熱工業が一部の工事を受注したほか、伊藤忠商事、近畿車両、川崎重工が共同体を組んで運行車両の受注をするなど、日系企業も活躍している。その新型車両はすでにいくつか納入されテスト運行も行っている。ドアの上に表示されるディスプレーは、ドアとほぼ同じ幅に大型化され、これまで以上に分かりやすい表示となるほか、車両の両端の天井近くに2カ所にもディスプレーを設置し、停車駅などを表示する。運賃はまだ確定していない。

●=石へんに勘

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