香港政府観光局は、6月22日から24日までの3日間、中國香港龍舟總會と共催で「2018香港ドラゴンボート・カーニバル」を開催する。これはビクトリア・ハーバーで行われる国際ドラゴンボートレースや中環のハーバーフロントを会場とし、人工ビーチで音楽ライブなどを楽しむ事ができるイベントで、今回で第9回目を迎える。
メインともなる「香港国際ドラゴンボートレース」では、オーストラリア、ニュージランド、アメリカ、カナダ、日本、 韓国、シンガポール、フィリピン、マレーシア、イスラエル、インド、台湾、中国本土、マカオそして香港から4,500人以上の選手がビクトリア・ハーバーに集結する。橋の開通を前に広東省、香港、マカオのベイエリアからのチームが参加するだけでなく、「グレーターベイエリア杯」が新設された。ほかにも毎年恒例の漕ぎ手たちが派手な衣装を身につけて行う「ファンシー・ドレス・レース」も開催する。
今回は会場の一部ともなるセントラルのハーバーフロントに、砂浜のビーチが出現し、都会の中心地で日光浴を楽しむことができる仕掛けも。夜はライブ演奏などで来場者を盛り上げてくれるほか、フードトラックが会場に設置され、ローカルの料理やドリンクなどを楽しんだり、特別メニューも提供する。
ほかにも端午節当日の18日には香港各地で、ドラゴンボートレースが開催され、赤柱、大埔、沙田、屯門、西貢、香港仔などでレースが開催される。レース後は各地でお祭りのような雰囲気を楽しむことができる。あわせて端午節には、粽(ちまき)を食べる習慣があることから、深水●の石硤尾南山邨の街市にあり、70年の歴史をもつ上海料理店「嘉湖」などの手作りの粽が有名な店舗をはじめ、香港各地のレストランでは粽のメニューを提供する。
入場無料。
●=土へんに歩