今年で40周年を迎えたグローバルダイニングの創作和食レストラン「権八」初のフランチャイズ店が10月10日、銅鑼湾（4/F, Lee Gardens One, 33 Hysan Ave, CWB）にグランドオープンした。

照明の明るさも心地よく、広々とした店内

　グローバルダイニング（東京都港区）が展開し、現在は米ロサンゼルスにも進出している「権八」は、さまざまなファインダイニングを提供する「1957＆Co（Management）Limited」と フランチャイズ契約を締結し、初のフランチャイズ店として香港に展開することになった。

　エントランスは赤い壁が特徴で、店内は木目を基調に仕上げるなど、古き良き時代の街並みを思わせる造りに仕上げた。中央部分は円形にくりぬき、そば打ち職人の姿をガラス越しに垣間見たり、焼きと天ぷらのブースを眺めたり、時には日本庭園をイメージしたテラス席を望めたりできるようにするなど、席の位置によって違う景色が見られるよう工夫した。

　料理は、石臼で毎日ひいたそばや、日本から取り寄せた備長炭で焼いた串焼きなどのコンセプトメニューに加え、「ズワイガニのコロッケ」（158香港ドル）や「かにそば」、「ウニ大葉天ぷら」など香港店ならではのメニューも展開する。和牛メニューは、「日本の店で使うA4黒毛和牛よりワンランク上の、日本食肉格付協会の規格でA5等級かつ牛脂肪交雑基準（BMS）10以上の最上級ランクの宮崎産和牛を使う」と広報担当のフローレンスさん。アルコール類は88種もの銘柄の日本酒を中心に、ウイスキーやビールなどを豊富に取りそろえている。

　営業時間は11時30分～翌1時（金曜・土曜・祝日は翌2時まで）。