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香港の老舗スペイン料理店「Ole」が限定週末ブランチ 26周年記念で

スペインレストラン「Ole」の、26周年を記念した週末ブランチメニュー

スペインレストラン「Ole」の、26周年を記念した週末ブランチメニュー

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 香港で長年営業を続ける老舗スペインレストラン「Ole Spanish Restaurant & Wine Bar」(1/F, Shun Ho Tower, 24-30 Ice House Street, Central、TEL 2523 8624)が7月27日、26周年を記念し通常メニューに手を加えた週末ブランチメニュー「9-Course Spanish Weekend Brunch」の提供を始めた。

創業時から変わらない、スペイン建築の要素を感じる店舗の様子

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 土曜・日曜・祝日限定で、1人498香港ドルで、シグネチャーの伝統的スペイン料理パエリアを食べ放題で提供する。パエリアは定番のシーフードパエリア、チキンパエリア、イベリコ豚とチョリソーのパエリア、バレンシアパエリア、イカスミのパエリアなど、毎回内容が変わる。

 入れ替わりの激しい香港で1998年の創業時から同じ場所で営業を続ける同店。内装もほとんど変わっていないという。ダイニングエリアでは、壁にスペインの風景画を飾り、スペイン製の陶器なども並べる。らせん階段や太い木製の梁(はり)などを使ってスペイン建築の要素も感じさせる。

 オーナーは、日本に住んでいたこともあるカルメロ・ロペス(Carmelo Lopez)さん。食の流行などに押されることなく、伝統的なスペイン料理を提供してきた。今回のブランチタイムには、2人のギタリストがスペインの伝統的な曲やリクエストされた曲を生演奏で披露する。

 イベリコハムとトマトピューレを載せたブレッド、パドロンペッパーには、ナッツ、パプリカとトマトのうまみを煮詰めたロメスコソースを添える。アンダルシア風冷製野菜スープ「ガスパチョ」に、ガーリックエビ、アリオリソース添えたイカ、イベリコハムと鶏肉のコロッケを用意する。もともとは定番メニューだったものの長年メニューからは消えていたモンゴイカをニンニクとマヨネーズで和えたアリオリソースがけも復活した。

 メインは、タラの塩漬け干物「バカラオ」をカタルーニャ風に仕上げた魚料理や、 セコビアスタイルの子豚のローストのほか、地中海風タコのグリルにトマトソースと野菜添えたもの(48ドル追加) 、クリスピーポテトなどを添えたサーロインなどから選べる。

 デザートもスペインの伝統的なメニューで、「洋ナシの赤ワイン煮」「スペイン風チュロスとホットチョコレート」などの定番に加え、メレンゲを添えた「パッションフルーツシャーベット」、「キャラメルプディング」などをそろえる。

 恒例のブランチに「飲み放題」(2時間制)も追加することができる。ソフトドリンクと季節のジュースは98香港ドル、198ドル追加でカヴァシャンパンとサングリア、268香港ドル追加で、ビールやワインなども飲み放題になるほか、498香港ドルで「さらにグレードの高い」ワイン、スピリッツなども飲み放題になる。

 提供時間は11時30分~。10月27日まで。

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