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香港のランカイフォンのレストラン、カニをテーマに限定メニュー

「Porterhouse」では、週末の12時~15時限定で、カニをテーマにしたブランチビュッフェを展開中で、さまざまな上海ガニ創作料理も並ぶ。

「Porterhouse」では、週末の12時~15時限定で、カニをテーマにしたブランチビュッフェを展開中で、さまざまな上海ガニ創作料理も並ぶ。

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 香港でも上海ガニをはじめとしたカニのシーズンが本格的に始まり、中環からほど近い繁華街「蘭桂坊」に拠点を構える「LKF Concepts」傘下のレストラン全店で現在、カニをテーマにした季節の限定メニューを提供している。

居酒屋スタイルの和食店「Kyoto Joe」ではカニをコースで提供

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 香港のナイトライフスポットである蘭桂坊はかつては夜中まで多くの人でにぎわうエリアだったが、コロナ禍後は香港の景気低迷の影響もあり、静かな状態が続いていた。しかしここ最近、週末などは人のにぎわいが少し戻ってきている。

 同グループの居酒屋スタイルの和食店「Kyoto Joe」「Tokio Joe」でも、コースメニューを用意した。Kyoto Joeでは6品コース(880香港ドル)、Tokio Joeでは7品コース(980香港ドル)を用意。コース料理注文客は、香港で根強い人気がある「獺祭 純米大吟醸45」(300ミリリットル)を220香港ドルで注文できる。同グループの日本料理店「FUMI」でも10月31日まで、上海ガニを加えたコースメニュー6品コース(780香港ドル)を用意する。専用ウェブサイトでの予約で25%割引となる。

 大皿料理なども多い「Porterhouse」では土曜・日曜・祝日の12時~15時限定で、カニをテーマにしたブランチビュッフェを提供。さまざまな上海ガニ創作料理も並べる。価格は、大人=598香港ドル、子ども=279香港ドル。生ハムやチーズセレクション、サラダ、スープ、むきたてのカキ、ローストカービングステーション、ラクレットチーズ、パスタ&エッグステーションに、デザートビュッフェなど、ブランチが食べ放題となる。

 ヨーロッパでは代表的な丸みを帯びたブラウンクラブを蒸したもの、ズワイガニの足、ソフトシェルクラブを挟んだミニバーガー、カニ肉を挟んだクラブドーナツ、カニを使う麺料理、モッツァレラベイクドクラブキャセロールに加え、ライブパスタステーションでのカニメニューなどを並べる。

 アラカルトメニューも用意し、スクランブルエッグの上に、ワタリガニの身とイクラをたっぷりのせたチリクラブスクランブル(248香港ドル)、カリッと焼いたソフトシェルクラブのパティにチポトレやコリアンダーをたっぷり載せたソフトシェルクラブ・バーガー(188香港ドル)なども。

 同グループ内のイタリアン「Aria」では10月18日まで、4コースのテイスティングメニュー(688香港ドル)を提供。コースの中には、上海ガニを使ったラビオリに加え、上海ガニの姿蒸し「清蒸大閘蟹」まで含むなど、ジャンルを越えてシーズンに合わせたコースを設定した。

 カリフォルニアタワーのグランドフロアで、オープンな空間のトラットリア「BACI」では10月30日までのディナータイムに、カニのメニューを用意。上海ガニのクラブケーキ(238香港ドル)は、軽い衣をつけて揚げ、外はカリッと黄金色に、中は柔らかく、「食感のコントラストを出した」という。ブイヤベースのスープにコリアンダーを添える。

 「自家製タリオリーニとカニの卵のビスク」は、カニのむき身とクリーミーなカニの卵を、香り豊かな四川の甲殻類のビスクで煮込んだもの。ピザ「Laguna Blue」(以上268香港ドル)は、クリーミーなストラッチャテッラ、ポテトスライス、ワタリガニの身、プチトマトにレモンの皮をトッピングし、ガーリックチリとフレッシュバジルを振りかけた。

 各店により提供期間は異なる。

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