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香港の居酒屋で九州食材と焼酎のプロモーション-くまモンも応援に駆け付け

ショッピングモール内の居酒屋に登場したくまモン

ショッピングモール内の居酒屋に登場したくまモン

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 香港・銅鑼湾タイムズスクエア内にある日本居酒屋「炎丸(ENMARU)」で10月23日、九州の食材と焼酎をメーンに打ち出した「九州美酒佳●祭」が始まった。(●は食へんに肴)

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 初日はくまモンも来店し、利用客と触れ合うシーンが見られた。くまモンは8月のフードエキスポをはじめ、各種プロモーションのため今年に入ってからすでに3回以上の香港出張をこなしている。

 同店は今年2月のオープン時より、47都道府県の梅酒をそろえることでも香港人に注目を集めているが、「梅酒は受け入れられているが、焼酎だと苦手意識がある香港人も多い」という店側の要望もあり、九州プロモーションの開催が決まった。

 鹿児島の「一粒の麦」「吉兆宝山」「里の曙」(以上48香港ドル)、宮崎の「山翡翠」(58香港ドル)で、試しやすい価格に抑え、それらの焼酎に合うメニューも用意した。

 焼酎4杯がついたコースメニュー「美食焼酎定食」を用意したほか、アラカルトは全10種類。

 福岡からは「うに豆腐とアワビ床節煮」(78香港ドル)、「博多明太子(めんたいこ)青紫蘇揚げ」(88香港ドル)、宮崎は「豚の角煮」(88香港ドル)、熊本は「鯛湯葉吸物」(43香港ドル)や地鶏「天草大王」のつけ麺(98香港ドル)などを用意。また、1個300グラムから最大1キロにもなる大粒ニンニク(68香港ドル)は皮も取らずに、海塩で炒めて丸ごと提供。南小国町で若い農家が協力して生産する6人の集団「百姓いっき」が作ったもので、香港人にもインパクトを与えていた。

 シンガポールに駐在する熊本県の板東良明さんは、「香港は、日本食や日本の酒への敷居が高いシンガポールに比べ、酒税もなく、一般の人が少し手を伸ばせば日本食に触れることができる」と説明し、「香港への県産品の輸出は右肩上がり」と話した。「今回のように、九州として香港でのプレゼンスを高めることも重要」とも。

 営業時間はランチ=12時~15時。ディナー=18時~23時。12月7日まで。

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