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香港にグリルがテーマの「maze GRILL」 ゴードン・ラムゼイシェフの新店

グリルをテーマにしたラムゼイシェフの新店舗はオーシャンターミナルに

グリルをテーマにしたラムゼイシェフの新店舗はオーシャンターミナルに

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 イギリス出身の世界的セレブシェフ、ゴードン・ラムゼイ・シェフによる新しいレストラン「maze GRILL Hong Kong」(Shop OTE401, Ocean Terminal, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong Tel: 2765 0890)が10月10日、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の海港城(Harbour City)の西側にある海運大廈(Ocean Terminal)にグランドオープンした。

ビクトリアパークが一望できるフロアの様子

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 香港では、地上波無線電視(TVB)で放送された料理のリアリティー番組「Master Chef」のホストとして一躍知れ渡るようになったラムゼイさん。ロンドン、東京、シンガポール、ラスベガスなど世界各地でレストランを展開し、料理のガイドブック「ミシュラン」の星を数多く獲得するなど料理人として知られる。

 香港進出は、大手飲食グループ「Dining Concept」とタッグを組み、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)で「BREAD STREET KITCHEN&BAR」を出店するため、2014年に初進出。その後、イギリス料理「London House」を尖沙咀東(East Tsim Sha Tsui)にオープンしている。

 3店舗目となる新店は店の名前にあるように「グリル」がテーマ。牛、豚、鶏、魚など多様な具材を伝統的な調理方法や新しい調理法を使って提供する。

 店舗面積は、屋内=264平方メートル、アウトドア=64平方メートル。席数は、店内=70席、屋外=80席で、椅子だけではなく一部は半円状のソファを置き、よりリラックスした形で食事を楽しめるよう工夫する。加えて、ビクトリアハーバーを挟んで香港島側の景色を見ることができるため、夜はデートスポットや観光客からも人気を集めそうだ。

 同店のお薦めは28日間熟成させた肉を利用し、炭オーブンで焼き上げるイギリス産のステーキ「英国牛?(British Butchers Cuts)」。サーロイン(300グラム=388香港ドル)、リブアイ(400グラム=488香港ドル)、フィレ(300グラム=588香港ドル)の3種類から選ぶ。下味にはヒマラヤ岩塩を使う。「国際牛?(International Cuts)」として、アメリカ産Tボーンは558香港ドル、オーストラリア産和牛フィレは618香港ドル、日本産和牛A5は1088香港ドルで提供する。

 併せて、「味噌羊肉片(Miso Glazed Lamb Cutlets)」(288香港ドル)という「みそカツ」ならぬ「みそラムカツ」という意欲的な創作料理も用意した。「大蝦配西班牙辣香腸多士(Prawn & Chorizo Toast)」(118香港ドル)は、パンの上にチョリソ―とエビが載っているユニークなトーストで、コリアンダーとユズ風味のマヨネーズがかかっている。

 デザートはバターと糖蜜で作られた、キャラメルのような硬いブロック状のイギリスの定番お菓子「トフィー」のプリンでバニラアイスクリームがプリンの上に載っている「施肥布丁(Sticky Toffee Pudding)」(78香港ドル)をはじめ全6種類しかないが、一工夫しているメニューが多いのが特徴だ。

 ドリンクはウオッカベースに蜂蜜、リンゴ、ベルモットなどをミックスした「Raspberry Revolution」(98香港ドル)などのカクテルも用意した。

 営業時間は12時~23時。

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