武術で観客を魅了する毎年夏恒例のカンフー祭「武林盛匯360(360マーシャルアーツ・エクストラバガンザ)」が現在、2カ月にわたりランタオ島のゴンピンビレッジで開催されている。
東涌(トンチョン)と昂坪(ゴンピン)を結ぶロープウェー「ゴンピン360」で東涌から25分で到着するゴンピンビレッジは、広さおよそ1.5ヘクタール。高さ34メートル、ブロンズ製の大仏に続くエリアとしても知られるが、今年も恒例のカンフーイベントが開催中だ。
今年はブルース・リーの没後40周年にあたることから、ブルース・リーが1960年代に提唱したジークンドー(截拳道)も紹介している。会場では終日にわたり、少林カンフーやジークンドーの起源や哲学を紹介するコーナーを設け、18種類の武器も展示。また、中国の少林寺からカンフーマスターを招き、素手でのカンフーから、剣や槍などの武器を使ったカンフーまで、迫力あるパフォーマンスを披露している。月曜~金曜は1日に2回(12時30分~、16時~)、土曜・日曜・祝日は1日3回(12時30分~、14時30分~、16時30分~)各20分のプログラムで披露し、各回終了後には10分間の記念撮影タイムが設けられている。
カンフーマスターによるワークショップも開催。15分のプログラムで簡単なカンフーを教えるほか、技についても解説する。月曜~金曜は1日1回14時30分~、土曜、日曜は1日2回(1時15分~、15時15分、要予約)に開催。詳細はホームページで確認できる。
入場無料。開催時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は18時30分まで)。9月1日まで。同イベント期間終了後、ゴンピンのケーブルカーは9月2日からメンテナンスのため、3週間の休業に入る。