香港政府観光局が11月29日、毎日行われるビクトリア・ハーバー沿いの光と音のショー「シンフォニーオブライツ」をさらに盛り上げる期間限定イベント「香港パルス・ライト・フェスティバル」を始めた。
ビクトリア・ハーバー沿いには、光からインスピレーションを得た世界中のアーティストのアート作品14点と、ローカルアーティストによる香港を象徴するインスタレーション4点を展示している。場所はセントラルと中西区プロムナード。参加アーティストはベルギー、フランス、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、オランダ、シンガポール、アメリカ、そして日本と世界各地の特徴も楽しむことができる。
インスタレーションは、自転車をこぐと光が放たれ光の帯が輝くもの、芝生に置かれたピアノを弾くと音で光のキューブが反応するもの、光の通路を歩いたり、光のフレームに触れると光が流れたりするものなど表現はさまざま。香港観覧車の近くには、普通の形とは少し異なるクリスマスツリーを設置している。フランスのクリエーティブレーベル「1024 Architecture」が制作するクリスマスツリー「XTree」は、ライトアップされた金属製の足場材で枝を表現し、音楽に合わせて光の装飾が踊るように動き出す。フラッシュが常にたかれているような光を放ち、個性的なたたずまいだ。
ほかにセントラルのスタチュー・スクエアにも、緑や青に輝くクリスマスツリーを飾り、クリスマスシーズンの香港を盛り上げていく。
毎日20時に始まる光と音のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」もバージョンアップし、冬限定バージョンが展開中だが、世界中のアーティストによるインスタレーションのライトアップとも組み合わさって、光のディスプレーが街の隅々まで照らし出す。高層ビルから花火が放たれるスペシャル版は12月8日、12日、15日、22日、29日に予定している。
インスタレーションなど光のアトラクションの点灯時間は毎日17時~23時。2月24日まで。クリスマスツリーは1月1日まで。