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春の美食の祭典「テイスト・オブ・ホンコン」 アウトドアで有名シェフの料理を

香港で人気のシェフも多く参加する「テイスト・オブ・ホンコン」

香港で人気のシェフも多く参加する「テイスト・オブ・ホンコン」

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 食の各種イベントが開催される中でも人気のある有名レストランやホテル中華などが出展する美食の祭典「テイスト・オブ・ホンコン」が3月21日、中環(Central)のスターフェリーターミナル横のハーバーフロント (9 Lung Wo Road, Central, Hong Kong)で開幕した。

海景軒の「蟹黄蟹粉香酥巻」

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 同イベントは2004年の「テイスト・オブ・ロンドン」が始まり。その後、世界の有名都市で開催され総称を「テイスト・フェスティバルス」として知られている。香港は4回目の開催。

 参加するレストランブースは15で、7割以上のレストランが初めて参加した。各店がお薦め料理3品とイベント限定の新メニュー1品を用意している。価格帯は最低50香港ドルからで、高い価格帯のメニューでも200香港ドル台以下に設定し、普段使いにくいファインダイニングのメニューなどを楽しむことができるようにする。

 インターコンチネンタル・グランドスタンフォード香港に入っている広東料理「海景軒」は、同店でも人気のあるカニみそとカニ肉を薄い生地のトーストで巻き、カニみそを使ったあんかけと一緒に食べる「蟹黄蟹粉香酥巻」(180香港ドル)のほか、チキンとピーナツをもち米で炊き上げた点心や豚肉や魚などの点心がのった「Dim Sum Platter」(60香港ドル)などを用意した。

 ギリシャ料理「Artemis & Apollo」では、温かいピタがセットになったタラモサラダ「taramasarata」(50香港ドル)やそばの実、ハーブ、トマト、エシャロットとヨーグルトを混ぜたサラダ「Cypriot Salad」は紫色のザクロシードがプチプチと変化ある食感を与える。ほかにもイタリアン「Pici」、ベトナム料理「Chom Chom」、日本の食材を使った和テイストの「Haku」、広東料理を進化させた「LITTLE BAO」、ペルー料理「ICHU PERU」、北欧系にインスパイアされたコンテンポラリー料理「The Flying Elk」など、国や調理法も幅広い香港のレストランが出展している。

 香港にまだ進出していない、オーストラリアで人気のジェラート店「Gelato Messina」は、同社の代表メニューでアルゼンチンのキャラメルフレーバーである「dolce de leche」や、ユズを使ってティラミス風に仕上げた「yuzumisu」、「ココナツ&ライチ」、「香港ミルクティー」から2スクープを選んで70香港ドルで提供する。

 ほかにもさまざまなプログラムを予定しており、キッチンを設置した特別ステージでシェフが料理をする様子を限定で見ることができる「Wolf Theatre」もその一つ。スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」は会場内にコンセプトショップを開設。今回はハイボールの体験館を設けた。

 開催時間は、21日=18時~22時、22日=12時30分~16時30分・18時~22時、23日=12時30分~16時30分・18時~22時、24日=12時30分~17時30分。チケットは、平日の「一般券」=前売り98香港ドル、会場窓口120香港ドル。12歳以下無料。ほかにも優先通路やレストランが用意するメニューのうち2つを無料で選べるもの、ドリンクが付くものなど、4種類のチケットを用意する。今月24日まで。

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