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海鮮丼専門店「豊勝手丼」、銅羅湾に移転 新メニュー提供も

店内の様子

店内の様子

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 海鮮丼を専門に提供する「豊勝手丼」が、銅鑼湾でラーメンを中心に日本食が集まる登龍街(Shop 3, G/F., V Point, 18 Tang Lung Street, Causeway Bay, Hong Kong TEL 5546 5046)に移転し、8月7日、新メニューの提供を始めた。

イクラ、ウニ、サーモン、エビ、ホタテなど9種類のネタを楽しめる丼

 店名の「勝手丼」は、ご飯の上に自分の好きな刺し身のネタを載せて作る自分オリジナルの海鮮丼のこと。青森では「のっけ丼」として歴史があるが、北海道では釧路にある「釧路和商市場」が始まり。和商市場は北海道3大市場の1つといわれ、釧路市民の台所。北海道をツーリング中のライダーの懐に優しい店として、海産物を少しずつのせて提供したのが始まりとされ、これが口コミなどで広がり有名になった。釧路は1991(平成3)年まで13年連続で水産物の水揚げ量日本一だったが、イワシ漁が不振となり1992(平成4)年に日本一から転落。過疎化による人口減少も重なり街全体の経済も落ち込んだ。そうした中、勝手丼は新たな釧路名物として釧路観光に貢献している。

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 店舗面積は約700平方フィートで、席数は38席(うちカウンター席6席)。天井には漁で使うような網や大漁旗を飾り、港の雰囲気を演出する。店内は木をふんだんに使い、日本らしさを打ち出している。

 同店の代名詞「勝手丼」や日本、カナダ、韓国のウニが食べられる人気メニュー「三つの国雲丹丼」(298香港ドル)従来通りだが、移転に際して新メニューも用意した。「九鼎丼」(368香港ドル)は、イクラ、ウニ、サーモン、エビ、ホタテなど9種類のネタが、それぞれ小さな丼に入っているもの。「インスタ映え」するメニューとして考案した。丼の全体量は少なめに設定しているが、ご飯のお代わりは自由。米も北海道の気候でのじかまき栽培に適した品種「ほしまる」を使うなど、北海道にもこだわっている。

 ほかにも、その季節、時期に応じたネタを料理人自ら選んで8~9種類ほどを載せた海鮮丼「季節魚廚師發辯丼」(278香港ドル)や、サーモン、ブリ、大トロ、マテ貝など10種類ほどの刺し身を特製のしょうゆにつけた「蒜頭?油漬魚生丼」(178香港ドル)も店の自信作。ユニークなところでフォアグラをのせた「鵝肝丼」(188香港ドル)は、ゆで卵、シイタケ、アスパラガス、ホタテを、濃厚なフォアグラとご飯で組み合わせる。

 営業時間は12時~23時。