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香港・銅鑼湾で8年営業の日本料理「Ta-ke」、銀座の老舗すし店から新板前就任

120年以上の歴史を誇る「銀座寿司幸本店」の味を伝承する小島さんの江戸前寿司

120年以上の歴史を誇る「銀座寿司幸本店」の味を伝承する小島さんの江戸前寿司

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 銅鑼湾の高級日本料理店「竹(Ta-ke)」( Shop G01, Lee Gardens Two, 28 Yun Ping Road, Causeway Bay, HK TEL: 2577 0611)のすし部門の新料理長に、東京・銀座の老舗すし店「銀座寿司幸本店」で板前を務めていた小島浩郁さんが就任した。創作和食ダイニング「権八」や宮廷ベトナム料理「An Nam」、タイ料理「マンゴーツリー」などを手掛ける飲食グループ「1957 & Co. (Hospitality) Limited」が経営する。

日本を代表する建築家・隈研吾さん等が手がけた芸術的な竹使いが特徴的な内装

 「竹(Ta-ke)」は元々「寿司竹(Sushi Ta-ke)」として2011年にオープン。120年以上の歴史を誇る銀座の老舗すし店「銀座寿司幸本店」4代目主人・杉山衛さんをコンサルタントに迎え、日本人の板前が毎日日本から空輸されるネタで本場さながらの江戸前すしを提供する店として人気を集め、7年間、銅鑼湾の飲食ビル「CUBUS」で営業していた。2018年3月、ショッピングモール「リーガーデン2」のリニューアルオープンとともに移転し、すし専門店から鉄板焼きや天ぷらなど日本食を総合的に提供する店へと生まれ変わり、名前も新たに「Ta-ke」として再出発を果たした。

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 芸術的な竹使いが目を引く内装は日本を代表する建築家・隈研吾さんと「1957 & Co. (Hospitality) Limited」の創業者の一人でインテリア・デザイナーの梁志天さん、ライトデザイナーの關永權さんの3人のコラボレーションによるもの。江戸時代の日本の庭園をテーマに現代的なアプローチで竹、木材、日干しレンガを使い、自然の静寂と簡潔さを表現している。日本の伝統的な美的表現「わびさび」を具現化した店内は「離れ」「庭」「縁側」「中庭」「奥」の5つの区画に分かれ、それぞれが特徴的な竹による空間のデザインによって違う印象を作り上げている。

 すし部門の料理長を担う小島さんは高校卒業後、小さい頃からの食に対する興味を形にするため調理師専門学校に進学。そこで特別講演の講師として訪れていた杉山衛さんのすしに対する情熱と職人魂に感動しすし職人になることを決意した。在学中から杉山さんの下で学ぶために「銀座寿司幸本店」で修業を始め、近年では杉山さんの愛弟子の一人として板場を任されていた。「それぞれのすしネタにはそのうま味を引き出すシャリの最適な温度がある」と話す小島さん。「香港滞在は今回が初めてで、香港のグルメ家に新鮮かつ本格的な江戸前すしで魅惑的な体験を届けたいと」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分(ラストオーダー)(土曜・日曜・祝日は15時30分まで)、ディナー=18時~22時30分(ラストオーダー)(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。

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