暮らす・働く

香港経済新聞、年間ランキング1位は2020年の香港祝日発表

香港経済新聞のランキングにも香港の不安定な情勢も影響している。

香港経済新聞のランキングにも香港の不安定な情勢も影響している。

  •  
  •  

 逃亡犯条例改正案に端を発した香港民主化デモの混乱が半年にわたり続く香港で、2019年香港経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、香港2020年の祝日発表についての記事だった。

 香港の祝日発表は、地元のメディアの間でも「攻略法」なるものが拡散され、いつ有給休暇(有休)を取れば連休になるかに話題が集まる。日本人の間でも香港向けのビジネスを手掛ける人、香港に在住する日本人も香港の祝日について検索する傾向があり、年間ランキングの1位に輝いた。

[広告]

 2位は上半期1位を獲得した香港では見ることが少なくなったワゴン式飲茶を提供する老舗「蓮香楼」が閉店のニュースから一転、名前を変えてすぐに営業を始めた記事だった。閉店だったものが一夜で継続となるスピード展開を見せるなど、香港らしいエピソードだ。3位には香港の物価の高さを伝えるニュース、4位、5位、9位にはこの不安定な情勢の中で香港政府や企業が打ち出す割引制度や補助についてのニュースがランクインした。7位のドンキ、8位のスシローなど今年も多くの日本企業が香港に進出を果たし、すでにそれらのブランドは2店舗目、3店舗目など複数店舗での展開を目指してビジネスを展開している。10位以下も空港についての記事や日本への増便や新規就航のニュース、航空会社の買収や再編についてのニュースなど多くの航空業界関連の動きに注目が集まった。

1. 香港2020年の祝日発表 旧正月は1月末、桜満開はイースター休暇の北海道か (5/18)

2. 香港の飲茶老舗「蓮香楼」、名前を変えて再営業へ 別れを惜しむ閉店から一転 (3/1)

3. 香港の平均住宅価格、世界一 平均1.4億円、賃貸の平均も30万円超に(4/15)

4. 香港政府、現金4,000香港ドル支給へ 受給に必要な6つの条件とは(1/9)

5. 香港の公共交通機関で割引制度開始 最大で300香港ドル還付(1/4)

6. 香港で台風警報「シグナル8」解除後の新しいガイドライン発表(6/20)

7. 香港初上陸のドンキ、オープン日決まる 24時間営業で青果・鮮魚も扱う(7/5)

8. 回転すし「スシロー」が香港初上陸 将来的には50店舗構想も(8/13)

9. 香港政府、市民の航空券購入に120香港ドル補助、外国人宿泊に100香港ドルの援助策(10/24)

10. ASKAさん、香港でツアー開催へ 10年ぶりに来港し会見で発表(1/8)

 民主化デモはいまだ着地点が見えず、経済的な影響も少しずつ出てくるなどネガティブなニュースも多い香港だが、日本へ渡航する香港人の数は決して大きくマイナスになることなく、日本からの香港進出についてもまだまだ続き、多くの企業が香港との関係を継続している。世界が注目する香港の価値、香港人の思い、国際都市香港としてのマクロな視点から、日々の日常を追うミクロな視点まで両方の視点で2020年も香港で取材し、情報を伝えていきたい。