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香港、平均寿命は男女共に5年連続世界一に 男性82歳、女性88歳超える

5年連続で男女ともに平均寿命が1位の香港

5年連続で男女ともに平均寿命が1位の香港

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 厚生労働省は7月31日、2019年の簡易生命表を発表した。香港人男性は前年比で0.17歳増の82.34歳、女性は同0.57歳増の88.13歳となり、定位置となった世界一の座は5年連続となった。

 調査は日本に関してのデータであるため、厚生労働省は香港が1位になった理由についての分析や各国の平均寿命についての解説は行っていない。厚労省の数字から見ると、香港女性は、2018年は0.10歳減だったが2019年は一気に0.57歳増と約半年も平均寿命が延び、ついに88歳を超えた。一方、香港男性は女性と逆で2018年に0.47歳延びたが2019年は0.17歳の延びにとどまった。それでもいずれも世界ナンバーワンを保った。1991年の数字を見ると男性75.2歳、女性80.7歳であることから、この30年で約7歳平均年齢が延びたことになる。

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 日本では「人生100年時代」と言われて久しいが、2020年は1月後半から新型肺炎が世界的に感染拡大を始め大勢の人命を奪った。日本、香港のみならず世界レベルでの平均寿命の動向に影響が出るのか、来年発表される数字に注目が集まる。

 一方、香港政府統計処は簡易生命表が発表される前日の7月30日、「香港的女性及男性主要統計数字」を発表した。この統計によると1991年~2019年の間、人口は31%増加したが、特に65歳以上に限定すれば男性は178%、女性は152%も上昇しており高齢化が急激に進んでいることが明らかになっている。中位数を見ても1991年の男性が31.7歳だったが2019年は44.8歳に、女性は同31.6歳から同44.5歳と両方とも13歳高齢化したことになる。統計処は出生率を発表していない代わりに新生児の実数を公表しており、1991年は6万8281人だったが2019年は5万2856人まで落ち込んでいる。

 香港人の死亡原因を見ると、ガン、肺炎、心臓病、脳血管病(脳梗塞、脳血栓)が多かった。原因トップのガンに絞って見ると、男性の場合1位が肺および気管、2位は結腸、直腸および肛門、3位が肝臓、4位が胃と前立腺、5位が膵臓だった。今回は、結腸、直腸および肛門は前年の3位から2位にランクアップしたのが特徴。女性で見ると、トップが肺と気管、続いて結腸、直腸および肛門、3位に乳房となった。4位肝臓、5位がすい臓、6位は胃で、すい臓と胃の順位が入れ替わった。

 なお日本人男性の平均寿命は同0.16歳増の81.41歳、女性は同0.13歳増の87.45歳と過去最高を更新した。年齢の男女差は6.03年で前年より0.03歳縮まった。世界順位で見ると男性が2018年同様、香港、スイスに次ぐ3位に、女性は2位のままだった。厚労省によると男性の死因は「悪性新生物<腫瘍>」「肺炎」「脳血管疾患」で、女性は「心疾患」「脳血管疾患「肺炎」だとした。 

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