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香港・旺角に「イオンスタイル」開業 ショッピングモール・家樂坊に

オープニングセレモニーでは永旺百貨菅原功董事総経理を囲み在香港日本国領事館和田総領事、恒隆地産の副董事らも出席

オープニングセレモニーでは永旺百貨菅原功董事総経理を囲み在香港日本国領事館和田総領事、恒隆地産の副董事らも出席

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 香港の旺角と油麻地の中間地点にあるショッピングモール「家樂坊」(Ground Floor and First Floor, Gala Place, 56 Dundas Street, Mongkok, Kowloon TEL 2583 7388)に8月12日、「イオンスタイル旺角店」が正式に開業した。

日本各地のご当地ラーメンを集めたコーナー

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 イオン香港は1985年に設立され、1994年に香港証券取引所に上場し、総合スーパー(GMS)の運営を中心に、現在GMS10店舗、独立系スーパー2店舗、57店舗を展開している。「イオンスタイル」としては3店舗目となり、近隣の住民から旺角で買い物をする若者まで幅広いターゲットを狙う。

 店舗面積は2万4600平方フィートで、地上階・1階に入居する「モールの顔」となる。家庭用品を販売する自社ブランド「HOME COORDY」と一律12香港ドル商品を販売する「ダイソー」、製パン自社ブランド「ぱんでかんて(Pain Des Cante)」などが入居。グランドフロア部分を「デリカプラス」エリアと呼び、日本の弁当や軽食、デザートなどを豊富に取りそろえたケーキカウンターを設置した。総菜を少しずつ盛り付けた「七品弁当」(48香港ドル)や「五品御膳餐盆」などをはじめ、コロッケやすしなどを単品でも販売。一部「イタリアントマト」なども導入することでバラエティー豊かな食のフロアを実現している。

 1階には主に4つのエリアを設け、日本や世界各地の食材や料理を豊富に取りそろえている。一区画にご当地ラーメンマップを貼り「拉麺横丁」と名付け、バラエティーに富んだラーメンを集めた。北海道の旭川ラーメンをはじめ、東京ラーメン、富山ブラック、あごだしラーメンなど箱入りラーメン(2~4食入り)を各地区のご当地ラーメンボックスを並べている。

オープニングとして目玉商品に据えるのは山梨県産の桃(2個、88香港ドル)や巨峰(59香港ドル)などの果物類、香港人に人気のバフンウニ(250香港ドル)や生ガキなども販売する。鹿児島県産黒毛和牛(120グラム、99香港ドル)や、これを使った焼き肉弁当(99香港ドル)なども用意した。

 イオン限定商品として、カルビーのポテトチップスの新フレーバー「香●蜜糖鶏翼味(ハニーローストチキンウィング)」も販売する。香港人がバーベキューの時に楽しむ、蜂蜜を塗ったチキンウイング味を再現した。徳用の大きなパックで展開する。

 グランドオープニングセレモニーで、永旺百貨の菅原功董事総経理は開店に向け、「2016年より、当社グループでは『AEON STYLE』というコンセプトを導入してきた。これをモンコックに店舗を拡大することで、香港のより多くの地区のお客さまに新しいショッピング体験をしていただきたい」と話した。

 営業時間は10時~23時。

 ●=火へんに考。

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