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香港にシンガポール発室内型プレイグラウンド「キッズトピア」 香港限定アトラクションも

香港に登場した子ども向けアトラクション施設

香港に登場した子ども向けアトラクション施設

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 シンガポールの屋内型キッズ・プレイグラウンド「キッズトピア(Kiztopia)」が香港に進出し、9月30日、開業した。場所は沙田駅の新都市廣場のPhase IIIの 2階、ログオン向かい(Shop No.S, LB08-09 New Town Plaza Phase 1, Shatin, N.T.)。同施設は初の海外進出となる。

スーパーでの買い物体験を楽しめるコーナーも

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 同施設は、シンガポール政府観光局の2021年度「アウトスタンディング・アトラクション・エクスペリエンス」賞を受賞したシンガポールの屋内型キッズエデュテインメントセンターで、海外初の香港旗艦店の施設面積は1万2000 平方フィート。

「遊ぶことで学び、遊びを通して学ぶ」という理念の下、3年という短い期間で、シンガポールで最も知られる家族で楽しめる場所として認識されるようになった。

 「Mojo Zone」には、香港の屋内遊園地では珍しい最高で高さ4メートル、2階建て程度の高さの滑り台をはじめ8つの滑り台を設置し、子どもたちが歓声を上げながらカラフルなピットボールの海に滑り込むことができるようにしている。

 ほかにも流れ星ブランコ、クライミングウオール、ロープブリッジ、トランポリンなど、さまざまな「チャレンジ遊び」をコンセプトにしたプレイエリアを15カ所配置した。このエリアは「身体能力を向上させるだけでなく、論理的思考を刺激し、一つ一つの障害を乗り越える忍耐力を養い、子どもたちの自立心と逆境に立ち向かえるように設計した」という。

 子どもたちが楽しく遊びながらさまざまな職業や産業について学べる職業体験ゾーンや、子どもたちの体力に挑戦する600平方メートルの「Bouncy Castle」など、さまざまな遊び場を用意。子どもを「総合的に成長させる」環境を提供するために設計したという。

 香港店のみで展開するコーナーも用意。「Happy’s Studio」では、好きな洋服にドレスアップし、メークなども体験できる。「Eli’s Station」ではカーエンジニアになって、メンテナンスツールや車のパーツがたくさん入っているブロックなどで車の模型にはめ込んだりして楽しむことができる。「Mark’s Block」では、ブロックを組み合わせることで、「想像力と創造力を次のレベルに引き上げる」ようと企画した。「Raby’s Mart」などでは、買い物のロールプレーをしてもらうことで、子どもたちが、買い物客やレジの店員になりきることができる。砂場も用意したがコロナ禍により当面の間、供用は見合わせる。ほかのアトラクションも一部はコロナ規制により段階を経てオープンする予定。

 小さな子どもが楽しく安全に遊べるよう特別に設計したという「Raby’s Corner」、「Hero Square」や「Star Lite」など、対象年齢を6歳以下にしたエリアにも多彩なアクティビティーを用意。ドリンクや簡単なスナックを提供する「Bell’s Cafe」で休憩したり、「Family Photo Area」でキャラクターの看板の前で記念写真を撮ったりすることもできる。

 営業時間は10時~22時。チケットは、1回券=158香港ドル~、10回券=1,338香港ドル~、年間パス=2,888香港ドル。滞在時間などによって料金が異なるチケットも用意する。

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