食べる

香港・中環にラーメンダイニング「GOGYO五行」 ラーメン以外にも、フードメニュー充実

ラーメン以外にも、和牛を使ったメニューやすし類など海鮮メニューも充実させた

ラーメン以外にも、和牛を使ったメニューやすし類など海鮮メニューも充実させた

  • 30

  •  

 中環駅につながるアレクサンドラハウスの地下1階に1月10日、ラーメン店「GOGYO(五行)」(Basement 1, Alexandra House, 16-20 Chater Road, Central TEL 3568 5833)がオープンした。

[広告]

 入り口付近はテイクアウト用のオーダーカウンターを設け、簡単な串焼きがオーダーできたり、生ビールのタップを並べたりする。店内には4人がけテーブルとカウンターを設け、照明も少し暗めに落とすなど、落ち着いた空間に仕上げ。

 五行は、「一風堂」も展開する「力の源ホールディングス」が展開するブランド。現在は、東京、京都、名古屋、オーストラリアに店を構えるが、香港では3年前にあった店の復活という形となる。「強火で炒めた自家製ブレンドみその焦げた香りと味わい」を特徴としながら、旬の食材を使ったユニークなラーメンも提供する。博多の焼き鳥店「八兵衛」とのコラボレーションによる焼き鳥メニューも用意。

 メニューは、「焦がし」という独特の技法を用いて作るラーメン「焦がしみそ」(128香港ドル)や「焦がししょうゆつけめん」(98香港ドル)のほか、トロやハマチ、ウニやサーモンなどを小皿にのせ、松花堂弁当のように9つ仕切りがある遊彩箱にいれて提供する「京風手織り寿し」(228香港ドル)、同じようなネタを太巻きの上にのせた「贅沢(ぜいたく)巻き」(238香港ドル)、「博多風胡麻ハマチ」(148香港ドル)など海鮮類も並べる。ラーメン以外のフードメニューも用意。「お酒とつまみで始まり、ラーメンで終わるダイニング体験を提供する」のが同店のコンセプトだという。

 同店で提供する「焦がし」は、中華鍋で300度以上に熱したラードに、みそやしょうゆのたれを加えて一瞬だけ焦がした後、豚骨の澄んだスープ「清湯」を加えることで生まれる漆黒のスープのラーメン。定番ラーメンとして「焦がしみそ」を提供する。

 ほかにも、ラーメン「塩」「黒」(以上108香港ドル)に加え、「ローストビーフコンソメ」(148香港ドル)も用意。「ロウリーズ」のローストビーフを2枚入れ、ビーフコンソメスープと白トリュフオイルで仕上げている。

 同店は、さまざまな分野のテイスティングメーカーとのコラボレーションにも取り組む。香港の地クラフトビール醸造所「HeroesBeer」、ビールソムリエ「BelleLeung」、インディーズで人気の地元レディースウエアデザイナー「TheSurian」、地元イラストレーター兼グラフィックデザイナー「CelineLKW」など。同店と協力し、クリエーターの個性を生かして料理芸術、美術、文化を融合させる。

 ランチでは、チキンサラダや手羽先、鉄火巻などから1つとラーメンのセット「水」(138香港ドル~)、握リずし3貫やカキフライやハマチから1つ選びラーメンと組み合わせたセット「金」ランチセット(158香港ドル~)を提供。刺し身をご飯の上に載せた弁当(198香港ドル)、「デラックスうなぎ弁当」(228香港ドル)、ベジタリアンメニューも用意している。

 営業時間は11時~22時30分。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース