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LA発のサンドイッチ店「エッグスラット」が香港進出 終日同一メニューを提供

銅鑼湾の駅近くモール内の入り口に路面店を構えたEggslut

銅鑼湾の駅近くモール内の入り口に路面店を構えたEggslut

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 LAを拠点とするプレミアムファストフードチェーン「エッグスラット(Eggslut)」(Shop 11-19, Fashion Walk, Great George St, Causeway Bay)が6月16日、銅鑼湾のショッピングモール「ファッションウオーク」にオープンした。香港初進出となり、「毎日、一日中、朝食」をテーマに終日、同一ニューを提供する。

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 同ブランドは2011年、アメリカ人シェフのアルビン・カイラン(Alvin Cailan)さんが設立した。当初はロサンゼルスの街角を走るフードトラックとしてスタートしたが、2年後にはロサンゼルスに旗艦店をオープンし、現在は、ロンドン、シンガポール、東京、韓国など、世界の主要都市に進出している。

 店名の「エッグスラット」は、ガラス瓶の中にハーブやスパイスなどで味付けをしたマッシュポテトを詰め、生卵をのせて湯せん調理した料理を指す。半熟状の卵とポテトを瓶の中でかき混ぜて絡め、とろとろになったところを食べる。そのまますくって食べたり、パンに付けたり、クラッカーにディップしたりして食べることもある。メインの食材は卵とジャガイモだけのシンプルな料理で、パンケーキやエッグベネディクトに続く「モーニング」の定番として、この10年、注目を集めているという。

 銅鑼湾駅C出口を出てすぐの場所に2階建てで展開する同店は、インテリアデザインにもエッグスラットブランドを象徴する黒と黄色のクラシックな配色を使い、モダンな外観に仕上げた。入り口にある大きなディスプレーボードでは同店のメニューやイベント、プロモーションなどを紹介する。一方、店内は木と石の質感で「温かみがあり、心地良い空間」を目指す。

 メインメニューはブリオッシュバンズに挟んだサンドイッチで、卵をメインにしたサンドイッチの朝食を一日中食べられるようにした。サンドイッチに特化したのは、「卵を主役にした料理をより多く提供したいから」で、サンドイッチにすることで「より自由でクリエーティブなメニューを提供することができる」と考えたという。香港では当初、ニュージーランド産の卵を使う。

 「FAIRFAX SANDWICH」(69香港ドル)は、スクランブルエッグ、チャイブ、チェダーチーズ、キャラメリゼオニオン、シラチャマヨをブリオッシュのバンズに挟んだ。ベーコンを18香港ドルで、アボカドを10香港ドルで、それぞれ追加することができる。

 アメリカ―ビーフのトモサンカクのステーキが入ったサンド「GAUCHO SANDWICH」(159香港ドル)も看板商品の一つで、卵、チミチュリソース、レッドオニオンと一緒にルッコラの味を強めに感じさせブリオッシュバンズで挟んだ。

 ガラス瓶の中に滑らかなポテトピュレにゆで卵を添えた「SLUT」(58香港ドル)は、グレイソルトとチャイブをトッピングした。バゲットのスライスを添える。ほかにも特別メニュー、サイドメニューとして、サラダ「SIDE SALAD」(35香港ドル)や、トリュフ風味のハッシュブラウン「TRUFFLE HASHBROWN」(30香港ドル)、「SALTED CHOCOLATE CHIP COOKIE」(30香港ドル)なども用意する。

 香港市場に向けて、世界中の店舗で共通したメニューに加え、地元の味や食材にインスパイアされた限定メニューも用意する予定だが、現時点ではまだ調整中で、準備が整い次第投入する予定だという。

 営業時間は8時30分~20時30分。

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