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香港のリッツカールトンでヴィヴィアン・ウエストウッドのアフタヌンティー

ヴィヴィアン・ウエストウッドとのコラボアフタヌーンティー

ヴィヴィアン・ウエストウッドとのコラボアフタヌーンティー

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 香港を代表するホテル「ザ・リッツ・カールトン香港」は、同ホテル内103階にある「Cafe103」が1月8日、英ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」とコラボレーションした新しいアフタヌンティーメニューの提供を始めた。

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 ヴィヴィアン・ウエストウッドは1971年にロンドンでイギリス人ファッションデザイナーであるヴィヴィアン・イザベル・スウェア(Vivienne Isabel SWIRE)が立ち上げたブランドで、誕生以来、パンクファッションを再定義し、日本にもファンが多い。70年代の終わりには、既にブリティッシュファッションの象徴と見なされていた。2016年秋に夫のアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler )さんが指揮を執って以来、ブランドはそのアバンギャルドでユニークなスタイルを守り続けている。文化芸術に情熱を注ぐアンドレアスさんは、絵画、詩、本、映画からインスピレーションを得て、「ブランドに多様性を加えている」という。

 2024年春夏コレクションは、黒と白を基調とし、オーストリアの伝統的な絵画のような花柄がアクセントになっている。オーストリア生まれのアンドレアスさんは、ヴィヴィアンさんと共にオーストリアの山々に囲まれた山荘でよく休暇を過ごした。山小屋タイプの宿泊施設「シャレー」で過ごす静かな環境で、広大な山々を眺めながら、田園風景を散歩したり、読書をしたり、デザインのインスピレーションについて語り合ったりしたという。

 新しいコレクションを引き立てるために、同ホテルの西洋料理を担当するジャッキー・ロー(Jacky Lo)シェフとスペイン料理のペストリーを担当するアリシア・カスティーヨ(Alicia Castillo)シェフが自ら料理チームを率いて「絵画のような花々にインスパイアされた色鮮やかなアフタヌーンティー」を作り上げた。

 3段のトレーに載せられた皿には、同ブランドを象徴するタータンチェック柄をあしらったものを使い、ティーポットやティーカップにもチェック柄があるものを用意した。セイボリーメニューの「Ocean Prawn in Chrysanthemum Jelly "Dome" with Mini Cake」は、大エビを透明度ある菊花ゼリー寄せにし、英国風スコーンに載せた。キャビアも添え、香りを漂わせている。

 ビーフパストラミとホースラディッシュのタルトレット(Beef Pastrami with Horseradish Tartlet with Raspberries Cream)には、ラズベリークリームを添えた。「ほのかなスパイシーさとワサビの風味が、スモークビーフをさらに引き立て、そこにラズベリーを加えることで味わいに層を持たせている」という。

 甘いデザートの中で、パンダンとココナツのべリーヌ(Pandan and Coconut Verrine)は、 東南アジア料理にインスパイアされたスイーツで、搾りたてのパンダンジュースとココナツミルクのゼリーに、同ブランドのアイコンであるチョコレートを飾った。ほかにも、 ホワイトチョコレートムース、ストロベリーサクラ添え(White Chocolate Mousse with Strawberry Sakura)は、完熟ストロベリーのフレッシュな味わいに桜のエッセンスを加えた。手描きの花模様のメレンゲなどもメニューを「華やかに」する。

 オーダーした客は、指定の洋服やハンドバッグを2割引で購入することができる。通常価格のジュエリー、時計、サングラス、日本限定品などは1割引きとなる。

 アフタヌーンティーセットの提供時間は15時15分~17時15分。料金は曜日によって異なり、平日=1人用518香港ドル、2人用818香港ドル。土曜・日曜・祝日=1人用548香港ドル、2人用868香港ドル。3月31日まで。

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