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コメダ珈琲、香港に新業態ドリンク専門店「ジェリコ堂」 青衣駅改札近くに

コーヒージェリーとアイスコーヒーを組み合わせて、仕上げにホイップをのせたコメダ珈琲の定番商品

コーヒージェリーとアイスコーヒーを組み合わせて、仕上げにホイップをのせたコメダ珈琲の定番商品

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 国内外で喫茶店を展開するコメダ (愛知県名古屋市)が10月11日、ドリンクのテイクアウト専門の新業態「ジェリコ堂」を香港地下鉄青衣駅(Shop TSY 50, Tsing Yi MTR station, Tsing Yi, Hong Kong)にオープンした。同業態の出店は国内外初となる。

駅改札からほど近い場所に店舗はオープン。ドリンクは注文後店頭で出来上がるのを待つ

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 1968(昭和43)年の創業以来、2023年にはグループ店舗数1000店舗となったコメダ珈琲(コーヒー)店の香港での展開は、2022年にイオンスタイル黄埔店内に1号店を出店したことに始まる。香港ではいずれもマスターフランチャイズ契約を結ぶイオンストアーズ香港が運営しており、ジェリコ堂の運営でも同社と提携する。現在、香港内で4店舗を展開するなか、新業態としてオープンした。

 同社のテイクアウト店は、自社製餡(あん)を使った「コメダの大判焼き『大餡吉日』」を名古屋市内で1店舗展開しているほか、店舗専用の小麦を使ったパン店「BAKERY ADEMOK」を沖縄で3店舗展開しているが、「ジェリコ」を主役にした店は今回が初めて。

 同店は、コメダ珈琲店の人気ドリンク「ジェリコ」を、幅広いカスタムで気軽に楽しめるドリンクスタンド。「香港ではコメダ珈琲店の開業当初から、ジェリコがドリンクの中では人気メニューだったことが開業を決めた背景としてあり、ドリンクスタンドという文化が根付いていることから現地ニーズあるものと判断し、イオンストア香港との連携もあり、出店に至った」という。

 「ジェリコ」は「コーヒージェリー」と「コーヒー」を組み合わせた造語で、コメダ珈琲の人気のデザートドリンク。アイスコーヒー、珈琲ジェリー、ホイップクリームを組み合わせたドリンクを指す。オープン後3日間の中では、コーヒー系列のドリンクが一番売れているという。

 「珈琲ジェリー&ミルクコーヒー」(35香港ドル)は、珈琲ジェリーとミルクコーヒーの組み合わせで定番メニュー。「紅茶ジェリー&抹茶ミルク」(39香港ドル)は、店頭では「抹茶ホイップ変更がお勧め」だと言い、これに玄米あられや小倉あんなどカスタムすることもできる。

 「ストロベリージェリー&いちごバナナミルク」(55香港ドル)は、イチゴとバナナを組み合わせ、これを抹茶ホイップに変更し、トッピングに小倉あん、わらびもちを追加すれば、「もちもち食感のまるでフルーツ大福のような味わいになる」という。

 「マンゴージェリー&マンゴーフラッッペ」(59香港ドル)も、別料金で、玄米あられやわらび餅などのとピングを追加し、好きな組み合わせを注文できる。全部1000通り以上の組み合わせが可能だという。

 同社広報部によると、「時期は未定だが、日本国内でもジェリコ堂の展開を計画している」という。

 営業時間は7時30分~21時。

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