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シンガポールの人気アイスクリーム「The Ice Cream & Cookie Co.」が香港に初進出

香港に進出したシンガポールのアイスブランド「ICC(The Ice Cream & Cookie Co.)」の、シグネチャー商品のアイスクリームサンド

香港に進出したシンガポールのアイスブランド「ICC(The Ice Cream & Cookie Co.)」の、シグネチャー商品のアイスクリームサンド

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 シンガポールのアイスブランド「ICC(The Ice Cream & Cookie Co.)」(18 Gough St, Sheung Wan)が香港に進出し10月23日、中環と上環の間にあるグルメストリート歌賦街にコンセプトショップをオープンした。シンガポール企業「The Ice Cream & Cookie Co.」が手がける。

明るい白を基調に紺色とゴールドのアクセントで彩った店舗の様子

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 「砂糖を控えた健康的なスイーツ」をうたう同ブランド。共同経営者のナターシャ・チアム(Natasha Chiam)さんは「香港は当社にとって2番目の海外市場であり、独自のコンセプトショップを持つ最初の市場でもある。この拡大はアジア全域でより良いアイスクリームを提供するリーディング・カンパニーになるという私たちのビジョンに向けた重要な一歩」と話す。シンガポールではすでに「高級アイスクリーム」の類いとして親しまれているという。

 香港での商品ラインは、同ブランドのシグネチャーであるアイスクリームサンドとカップアイスの両方を用意した。2012年の発売以来、ベストセラー商品であるアイスクリームサンドは、アイスクリームをクッキー2枚で挟むが、クッキーは独自レシピで焼きたてを用意する。約120ミリリットルのサンドするアイス部分は「味を損なわないように食物繊維を加えて、砂糖は控えめにした」という。アイスクリームを挟むクッキーは、自分の好みのクッキーを選ぶことができる。2枚のクッキーの種類を変えることもできる。

 明るい店内は2階建てで、スクープ(SINGLE=68香港ドル、DOUBLE=88香港ドル、TRIPLE=108香港ドル)、アイスサンド(89香港ドル)をテイクアウトできるほか、コーヒー、紅茶、アイスクリーム、デザートなどと一緒にカフェスペースで楽しむこともできる。グランドフロアがショップ、階上がカフェスペースとなっているが、店内は明るい白を基調とし、紺色とゴールドのアクセントで彩り、「パリの街角にいるような演出を施した」という。

 カフェスペースでは、クリームブリュレと北海道バニラアイスを組み合わせた「ONDE ONDE BRULEE」(109香港ドル)やデーツを練り込んだしっとり生地に、たっぷりと甘いソースをかけたケーキにアイスを添えた「STICKY DATE PUDDING」(129香港ドル)なども用意。デーツの方は、チアムさんの母親のレシピに基づいたものだという。

 同社は、同時にサークルK、パークンショップ、イオンなど、香港内のスーパーマーケットで小売り販売もスタート。アイスは全部で8種類をそろえる。

 「English Earl Grey」 (35香港ドル)は、アールグレイティーのアイスクリームをサンドしたもので、ほかにもピスタチオ「Pistachio」(35香港ドル)はレモンゼストクッキーを使い、「香ばしさと甘さのバランスを意識している」という。ピスタチオはシチリア産を選んだ。「DoubleChocolate」(35香港ドル)は、ダークチョコレートアイスクリームをチョコレートクッキーで挟んだ。3つがセットになったボックス(88香港ドル)もラインアップした。

 家庭用にパイントサイズも作り、ミントチョコ「Mint Chocolate 」、ピーナツバター餅「Peanut Butter Mochi」、「Onde Onde」などを販売する。マンゴー餅「Mango Mochi」(各79香港ドル)は、マンゴースティッキーライスからインスパイアされたもので、ジューシーなアルフォンソマンゴーを採用し、シャーベット状にした。ほかにもアサイーベリー「Acai Berry」は、アマゾンの熱帯雨林から直接仕入れたオーガニックのアサイーベリーを使う。

 営業時間は12時~22時(金曜・土曜は23時まで)。

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