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香港のフォーミュラE、来シーズンは3月に開催決定  日産参戦に注目

香港のフォーミュラE、来シーズンは3月に開催決定  日産参戦に注目

香港での開催は来年3月に決定したフォーミュラE

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 国際自動車連盟(FIA)は6月7日、全て電気で駆動するフォーミュラカーレースであるフォーミュラEの第5シーズン(2018-19年)の暫定スケジュールを発表した。過去2年、香港は開幕戦を務めてきたが、来シーズンは今回より3カ月ずれて2019年3月10日に開催されることになった。

 2014-15年に始まったフォーミュラE。現在開催中の第4シーズン(2017-18年)は2017年12月に香港で開幕し、ローマやパリなどの世界各都市の市街地を閉鎖したサーキットで開催。7月15日にニューヨークで最終の第12戦を迎える。優勝25点、2位18点…10 位(1点)までポイントが与えられるほか、予選のトップであるポールポジションに3点、ファステストラップ者(レース中の最速ラップ)に2点が与えられ、総合点でチャンピオンを決める。

 第1シーズンから現行シーズンでは、マシンはスパーク・レーシング・テクノロジー社がデザインと製造を手掛けるワンメークのレース。車性能に差がつきにくいためドライバーの実力が反映されやすいのが特徴だ。バッテリーデザインはF1チームのウィリアムズが開発したものを使っていた。

 来シーズンからは、「Gen2」、つまり第2世代のレーシングカーで走ることになった。同じくスパーク社が開発した新しいマシンで第1世代よりより未来的な印象を持つデザインが特徴。バッテリーはF1チーム、マクラーレンのグループ会社に変更となる。現在まではバッテリーの容量の関係からレース途中でマシンを乗り換える必要があったが、来シーズンからは必要なくなる。最高速度は225キロから280キロまでにアップする。

 香港が開幕戦の12月から3月にずれた理由は、来シーズンの開幕戦はサウジアラビアのディルイーヤで行われることになったから。産油国が電気自動車のレースを開催するというのはある種の矛盾がある一方、現在サウジアラビアは「ビジョン2030」と題した脱石油経済改革を進めていることもあり、その象徴として開幕戦に選ばれた背景がある。

 香港は3月にずれ込んだが、気温は20度台前半が多く過ごしやすい気候。過去2回の開催も大勢の観客を集めており3年連続の開催が決定した。コースは、例年同様の中環(Central)のハーバーフロントで行われる予定。龍和道(Lung Wo Road)の東向き車線の人民解放軍近くをスタート/ゴール地点とし、添華道Tin Wa Avenue)手前で180度折り返し(1コーナー)、龍和道を西向き車線555メートルの直線の後、IFC手前の民耀道(Man Yiu Street)との交差点で90度右ターンし(2コーナー)、スターフェリーのあるふ頭などを経由して戻って来る全長1.86 キロのテクニカルなコース。全10コーナーあり最大の追い抜きポイントは、IFCモールのアップルストア前の第2コーナーだ。ピットレーンは観覧車近くに設けられる。

 来シーズンからは、ルノーに代わって日産が参戦することも決まっている。香港は、日産の高級ブランド「インフィニティ」が本社を構えていることでもつながりは強い。リーフで世界の電気自動車市場を引っ張る日産がモータースポーツでもフォーミュラEの競争を引っ張っていくトップコンテンダーになれるかに注目が集まっている。ドライバーのラインアップや所属チームの詳細、チケットなどは追って発表される。

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