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香港の建物をライトアップする「リュミエール香港」 11月末に開催決定

ビルの壁面に当たるライトアップが幻想的な世界を作る。

ビルの壁面に当たるライトアップが幻想的な世界を作る。

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 昨年11月に文武廟(Man Mo Temple)や半島酒店(The Peninsula)など香港の16の有名な建物をライトアップした「光 ・影 ・ 香港夜(Lumieres Hong Kong)」が今年も11月29日~12月2日の4日間の日程で開催されることが決まった。

昨年は文武廟などもライトアップ

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 毎年5月に開催されている「フレンチ・メイ」などを運営している法国文化推広弁公室(Association Culturelle France Hong Kong)が主催する同イベント。フランスの南部リヨンで開催されているライトアップ・イベント「Fete des Lumieres(光の祭典)」とパートナーシップを結ぶことで実現した。リヨンの光の祭典は1852年から毎年開催されてきた1世紀を超える伝統行事で、フランスらしく最初は宗教的な意味が強かった。しかし、イベントが有名になり拡大したことにより、2002年からは国際的な祭りとして開催されるようになった。今では300を超える建物がライトアップされている。

 昨年は香港の中国返還20周年を記念して開催され、11月23日から3夜だけで50万人が詰めかけ成功裏に終わったことから、今年は開催期間を1日延長して開催されることが決まった。

 今年新たにライトアップされるのは、九龍公園(Kowloon Park)、藝穂会(Fringe Club)、5月29日にオープンしたばかりの大館(Tai Kwun)の3つ。ライトアップに参加する事がすでに確定したのは、文武廟(Man Mo Temple)、元創方(PMQ)、都●利街(Duddell Street)、遮打花園(Chater Garden)、皇后像広場(Statue Square Gardens)、干諾道中行人隧道(The Connaught Road Central Pedestrian Subway)、愛丁堡広場(Edinburgh Place)、大会堂(City Hall)、郵政総局(The General Post Office)、鐘樓及香港文化中心露天広場(Clock Tower and Hong Kong Cultural Centre Piazzas)1881 Heritageの15カ所。これらのライトアップのデザインは15人のアーティストが手掛け、うち半数以上の8人が地元香港の芸術家だ。

 昨年参加した蘭桂坊(Lan Kwai Fong)、半島酒店(The Peninsula)、D2 Place Twoの3カ所については現時点では発表されていない。

 イベントはライトアップだけではなく、遮打花園にメイン会場「光・影村(Lumieres HK Village)」を設け、午前中からダンスのパフォーマンス、フェースペインティング、中国の太鼓の演奏を行うなど、昨年は多彩なイベントを繰り広げた。今年についての詳細はまだ決まっていないが、会場名を「The Hub」に改名し、昨年同様、遮打花園でさまざまなプログラムを行う計画だ。The Hubでは食事やお酒も楽しむこともできるようにする。アートギャラリーなどの提携や、教育を目的としたアクティビティーなども昨年は行われたが、こうしたイベントの詳細は追って発表予定になっている。

 点灯時間は未定。

 都●利街=父かんむりに多。

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