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香港・銅鑼湾にスターバックス旗艦店 アルコール類、茶、食事メニューも充実

食事メニューも充実した香港のスタバ旗艦店

食事メニューも充実した香港のスタバ旗艦店

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 香港のスターバックスを運営するCoffee Concept社は6月22日、銅鑼湾(Causeway Bay)の利園三期(Lee Garden Three)に香港初の旗艦店(Shop 101-110, 1/F, Lee Garden Three, 1 Sunning Road, Causeway Bay, Hong Kong)をオープンした。

店舗の様子

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 香港とマカオ地区は香港最大手飲食チェーン「美心集団」(Maxim Group)の傘下で運営するが、ユニークなコーヒーが飲めるだけではなく、お酒が入ったコーヒーが飲めるスタバとして早くも注目を集めている。

 世界最大のコーヒーチェーンであるスターバックスは6月19日、アメリカ内の直営店150店を2019年に閉鎖すると発表したが、海外では積極的な店舗展開を継続している。上海では2017年12月にも2787平方メートル(約3万平方フィート)の旗艦店を開いたが、中国本土以上にコーヒー文化が浸透している香港でも旗艦店をオープンすることになった。

 店内は木のぬくもりや色を生かしたインテリアに仕上げ、コーヒーの木を植えるイメージとして緑色も至ることころに使っている。店舗面積は5500平方フィートで、立ちながら飲むことができるカウンター、バリスタと語り合いながら飲むことのできるカウンターを設けるほか、壁側はガラス張りになっており自然光を取り入れることで「やさしい感じ」の明るさにし、4人用のテーブルと椅子がズラリと並んでいる。

 中環の新店舗に続き、「Starbucks Reserve Coffee Experience Bar」を用意。「ルワンダムササ」「ブラジルIPエステート」などスターバックスが保有している世界でも希少価値の高いコーヒー豆を提供。客は気になるコーヒー豆をサイホン、プアオーバー、コーヒープレスなどバリスタと話し合いながら好みに合わせた抽出方法で提供してもらう(45~111香港ドル)。ほかに「麥香雪漾冷萃珈琲(Cold Brew Malt)」(69香港ドル)はアイスコーヒーにバニラアイスを加え、モルトパウダーをかけたコーヒーで、見た目はカフェオレのように見える。

 最近同社はコーヒー以外に「茶」にも力を入れているが「StarbucksTeavana Bar」は多彩なお茶を楽しむことができるバー。15種類のフレーバーから選べるが、そのうち5種類は香港の店で創作された味となっている。「鮮果茶園(Fruit Tea Garden)」(58香港ドル)は、ミントシトラス、白茶、ハイビスカス、イングリッシュブレックファーストの4種類の味の中から選ぶ。

 「Mixology Bar」は新しいコーヒーの味を追求したエリアで、コーヒーとアルコールの組み合わせを楽しもうというもの(正午以降に提供)。「獻特濃珈琲馬天尼(Espresso Martini)」(85香港ドル)はエスプレッソとマティーニを組み合わせたもの。「Sparkling Kenya IPA」(78香港ドル)はケニアの豆を使ったアイスコーヒーにインディア・ペール・エールを混ぜた。

 これまでのスターバックスでの料理は、簡単に食べられる「軽食」が中心だったが、同店では「しっかりとした」料理が食べられるのも特徴。ベーコン、ニュルンベルクソーセージ、スクランブルエッグのトースト載せ「煙肉德式豬肉腸炒蛋天然酵母?包」(68香港ドル)をはじめ、アボカドとスクランブルエッグのトースト載せ「牛油果炒蛋天然酵母麺包」(同)などがある。人気のサラダはシーザーサラダ「煙肉凱撒沙律」など6種類あり、その中から最大3つ(300グラム、60香港ドル)か5つ(500グラム、80香港ドル)を選ぶ。ほかにも香港で人気があるパンケーキメニューもティラミスクリーム、ストロベリーとクリーム、バナナキャラメルなど3種(各78香港ドル)を用意した。

 営業時間は7時30分~23時(土曜・日曜は8時~)。

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