香港エクスプレス航空が新たに7路線就航-羽田、大阪に700香港ドル台で

日本路線は羽田と大阪に就航が決定した香港エクスプレス航空

日本路線は羽田と大阪に就航が決定した香港エクスプレス航空

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 香港国際空港をベースとする唯一のLCCである香港エクスプレス航空は9月12日、香港・上環で行われた記者会見で、10月から新たに7路線に就航することを発表した。

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 同社は、これまで沖縄やバリなどのリゾート路線を除いて、主に中国のビジネス路線を確保してきたが、今回は香港人に人気のある都市を中心に東京(羽田)、大阪(関空)、プーケット、チェンマイ、台中、コタキナバル、昆明に就航する。

 LCCは高い搭乗率の維持が鍵であり、今後近距離・中距離路線を中心に他のアジア地域に路線を広げる計画。他のバジェットエアとは違い、航空券の販売もウェブサイトのみなどではなく、旅行代理店でも取り扱いがある格安航空会社であることを強調した。

 香港エクスプレスのケイリッド・ラザク(Kalid RAZACK)CEOは、「路線を増加することで2014年末までに今までの1.5倍の収益を上げたいが、今回経験が少ないレジャー・リゾート路線へ本格的に挑戦するので、見込みについてはまだ分からない」とコメントし、従来路線で利益を確実なものとするための中国国内のプロモーションも強化しながら、新路線も高い搭乗率を維持していきたいと意欲を語った。

 最安値の路線はコタキナバルが片道228香港ドル(日本円=約2,940円)、プーケットが片道328香港ドル(同=約4,230円)と続き、料金は500香港ドル以内が多い。日本線の料金は香港-羽田は片道758香港ドル(同=約9,770円)。香港-大阪は片道718香港ドル(同=約9,250円)。燃油サーチャージ代のみ別途必要。

 深夜・早朝の離発着が可能な香港国際空港の利点を生かしたフライトスケジュールになっており、香港-羽田路線は香港を19時05分に出発し、翌1時30分に到着。羽田を深夜1時30分に出発し、明け方5時45分に香港に到着する。大阪は香港を9時30分に出発し、13時55分に到着。戻りは関西国際空港を14時50分に出発し、18時15分に香港に到着する。

 東京(羽田)は11月7日、大阪が11月21日、そのほかは10月27日に就航予定。

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