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ローズウッド香港にインド料理「CHAAT」 クラシックなストリートスナック文化をモダンに

前菜として提供する「ラジ・カチョリRaj Kachori」

前菜として提供する「ラジ・カチョリRaj Kachori」

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 尖沙咀のホテル「ローズウッド香港」に5月21日、インド料理「CHAAT」(Level Five, Rosewood Hong Kong, 18 Salisbury Road,TST、TEL 5239 9220)がオープンした。

コンテンポラリーアートを壁に、多彩ながらも落ち着いた色味の展開

 カジュアルにタパスを楽しむことができる「Bayfare Social」、しっかりとしたステーキを味わうことができる「HENRY」と同じ5階に位置し、他の店と同様、「高級感を大切にしながらもリーズナブルに味わうことができる」コンセプトで、インドのストリートスナック文化を提供する。

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 店内は72席、テラスには20席を配置し、多彩でにぎやかな印象でありながらも、グラスやランプ、クッションにブロンズ色をアクセントに使って統一感を生み出している。フロアの中心に置いた透明なガラス容器に入ったスパイス類までもインテリアの一つとして見せる「MASALA ROOM」があり、壁にはインドのストリートライフを表現したコンテンポラリー海外を描く。スタッフの衣装もインドの民族衣装を彷彿(ほうふつ)とさせる柄や色のキルティングを組み合わせた素材で華やかさを添える。

 インド中心部出身のManav Tuli(マナフ・トゥリ)シェフは、南の沿岸部ケララ州で乾燥した気候を考慮したインド料理を基礎に料理の研さんを積み、その後ロンドンで腕を磨いてメニューを考案した。ロンドンに移り、世界で初めてインド料理としてミシュランの星を獲得したことで知られる「TAMARIND(タマリンド)」を経て香港に来た。

 前菜として提供する「ラジ・カチョリRaj Kachori」(88香港ドル)は、現地ではインド風の揚げパンともいわれる特徴的なメニューで、サクサクしたレンズ豆や甘くピリッとしたチャツネなどが添えられたものを潰して食べる。パイの中にサフランライスが隠れたインド風混ぜご飯「ラムダムビリヤニ(Lamb Dum Biryani)」(228香港ドル)は、パイで包み焼き上げることで高級感を演出し、熟成したバスマティライス、サフラン、そこにスパイスをふんだんに使い、ドライカレーのような味わいに仕上げている。ほかにもピスタチオをまぶし、ニンニク、コリアンダー、ミントで味付けしたラムチョップ(178香港ドル)、ブラックペッパーチキンティッカ(HK $ 158)に加え、ナンもチーズとチリ(HK$78)の味付けなどオリジナリティーの高いメニューが並ぶ。

 ドリンク類は、ラッシーなどのオーソドックスなインド料理に合わせたマンゴーやココナツのラッシーなどに加え、ワインはポルトガル産とインド産ワインを幅広く取りそろえる。カクテルは、1400年代後半から1900年代半ばにかけてのインドの歴史である植民地視点からインスピレーションを得て、ヨーロッパの開拓者や貿易が盛んになった時代を回顧した「コロニーカクテル」と題し、ジュネヴァジン、ラズベリー、ローズ、レモン、卵白で作る「オランダ(Holland)」スコッチウイスキー、プラム、リコリスで作る「イギリス(Britain)」をはじめ「デンマーク」「フランス」「ポルトガル」など(120香港ドル)。スパイスを利かせたモクテルも用意する。

 営業時間は18時~22時30分。月曜・火曜定休。