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K11MUSEAにカニ専門レストラン「SEXY CRAB」 上海カニ12杯使う濃厚メニューも

カニの卵を使った「特製蟹麺」をさまざまな味付けで楽しむシグネチャーメニュー「セクシークラブ」

カニの卵を使った「特製蟹麺」をさまざまな味付けで楽しむシグネチャーメニュー「セクシークラブ」

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 尖沙咀のK11MUSEAに11月10日、カニ専門のレストラン「SEXY CRAB(上三両)」(Shop 401A, 4/F, K11 MUSEA, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui East TEL 6655 7629)がオープンした。

店内の様子

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 店舗面積は530平方フィートで、席数は23席。ダークマホガニー色の装飾とオープンキッチンには、大型の鏡に映るネオン照明、1930年代の上海スタイルのクラシックな「ロングバー」を完備。調度品なども並べるなどしてレトロなビンテージの雰囲気を漂わせている。

 季節性と品質を重視して選んだカニの卵とカニ肉は、職人が一杯ずつ解体。現在の上海ガニのシーズンでは、江蘇省産の150グラム以上の高級なものだけを選んでいるという。

 カニの卵を使った「特製蟹麺」は専門の職人が毎日手打ちするほか、カニと卵の風味を引き出すために幅や太さを工夫して提供する。独創的なレシピは、シェフが、それぞれの料理のためにカニの身と卵の黄金比率を測定してテストするなどして完成させたもの。雌と雄、カニの卵の比率までも考慮して完成させたという。

 デザイナーズメニューのクラシックなシグネチャーの中でも、「セクシークラブ」(368香港ドル)は、12匹のカニの味を詰め込んだメニュー。濃厚でクリーミーなチキンとカニのスープ、カニの足、卵、カニ油、しょうゆと黒米酢などの皿を提供し、客が好みで組み合わせて麺に絡めて食べる。

 「50-50」(188香港ドル)は、数種類の魚で取ったダシの中に毛ガニの身とカニの卵を半々にブレンドしたもので、8~10時間煮込んだものに手打ちの乾麺を組み合わせる。最後に焼き上げたベビイロワタリガニとアサリをのせ、シソの天ぷらとカニの卵のタレをかけて提供する。

 「Pillow Talk」(888香港ドル)は、カニの卵を魚の浮袋に詰め、カニの卵を使った麺の上に置き、キャビアをトッピングしたもの。1日限定5食。

 ほかにもカニの卵と黄身に金華ハムと鶏肉で包んだワンタンを、自家製のスープに浮かべた「Packing Meat」(158香港ドル)をはじめ、「It's Getting Steamy in Here...」(78香港ドル)は、キャビアとカニ卵を使った薫製半熟卵をスモークが立つ演出で提供するほか、「Drunk on the Rocks」(128香港ドル)は、ゆでたアワビと季節の魚介類をワインに漬け込んだ海鮮盛り合わせとして仕上げた。

 カニは体を冷やすといわれることからしょうが紅茶を提供する店も多いが、同店ではショウガを使ったオリジナルドリンクメニューも用意。「Sexy Enough」(78香港ドル)はウオッカとオレンジの香りが特徴的なリキュール「コアントロー」のカクテルで、ジンジャー、クランベリー、ライムジュースで仕上げた。「Ginger Fling」(58香港ドル)はジンジャー風味のリンゴ酢のソーダ、「It's a Date」(58香港ドル)はレッドデーツとクコの実の紅茶などドリンク類にも気を配る。ジンジャーの香りが漂う「燕の巣」に自家製ジンジャージェラート、ジンジャーゼリーを合わせたデザート「Shake the Bed」(88香港ドル)などもある。

 営業時間は12時~22時。

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