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中華料理「夜上海」が特別コースメニュー 尖沙咀店は移転後初の中秋節迎える

移転後はビクトリアハーバーを望めるようになった「夜上海」

移転後はビクトリアハーバーを望めるようになった「夜上海」

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 日本人にも人気が高い中華料理店「夜上海」が9月26日~10月2日、中秋節の特別メニュー「人月兩團圓特備套餐」を提供する。香港島の店はパシフィックプレイスに、九龍側は、長く尖沙咀のマルコポーロホテルにあった同店は5月末、K11 MUSEAの7階(702, K11 MUSEA , 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui TEL: 2376 3322)に移転した。経営はElite Concepts社。

シンプルだが人気メニューのひとつ「清炒河蝦仁」

 移転した尖沙咀店は、以前と変わらず周辺の省である江蘇省と浙江省の影響を受ける大都市「上海の夜」をコンセプトに掲げ、空間や料理を展開している。ショッピングモール内に2階建てで展開する店舗は、九龍とビクトリアハーバー西側を望むことができ、大きな正方形のバーエリアを中心とした明るく広々とした1階のダイニングルームから入店する。このエリアは、モダンなアールデコ調のスペースと屋外テラスがあり、同店オリジナルの上海点心や焼きたてのペイストリー、アフタヌーンティーセットからワイン、カクテルなどのアルコール類まで提供する。

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 階下のレストランエリアでは、マルコポーロにあったときと同様にブースタイプの座席と、重厚なカーテンで仕切られたプライベートダイニングエリアがあり、中心部には白いクロスがかけられた円卓を並べるなど5500平方フィートの店内に150席を配置。伝統的な中国の宴会を連想させるような造りにした。

 香港、台北、上海で20年以上の歴史を刻む同ブランドだが、移転後はメニューをす全て踏襲するのではなく、これまで以上の豊富な点心メニューと、ビクトリアハーバーを望むこのロケーションを意識したアラカルトメニューも開発した。中国の中東部の未来を表現したという「蟹子包」(120香港ドル)は、上海ガニと豚肉をミックスした種を包んだ中国風蒸しパン。「八寶辣醤年●」(220香港ドル)は、豚肉、鶏肉、水栗、ナマコ、タケノコ、キノコ、干しエビと中国の餅である年●を煮た炒め物だ。蒸した豚肉と白身魚を合わせた「鱈魚蒸肉?」(220香港ドル)は、香港の伝統的な蒸し豚ミンチ肉に淡白な白身魚で、「技術のあるシェフでないと作れない」とされる「龍鬚魚絲」を合わせたもの。西洋と香港の要素を取り入れた上海スタイルの同店を1998年のオープン以来率いてきたツェ・マン・スイ(Sze Man Sui)総料理長が、「蒸す」「煮る」「ローストする」「即揚げする」などの技でモダンな料理を提供する。

 中秋節に向けたコースメニューは、4つの前菜でスタート。紹興酒の一つである「花彫酒」で漬けた酔っ払い鶏「花雕醉鶏」、タケノコと銀杏が入ったグルテンから作られた焼き麩「四喜●麩」、しょうゆの風味が香る薄切り大根「風味醤蘿蔔」、豚肉の中華テリーヌ「鎮江肴肉」の後、ワンタンとチキンのスープ「原●花膠雲呑鶏湯」、弾力があるエビのむき身を炒めた「清炒河蝦仁」、あんかけを絡めた揚げ魚「招牌崧子魚」、牛バラ肉を濃いソースで煮込んだ「紅焼原條牛肋條」、ハムとキャベツの炒め物「火腿津白」と続き、豚肉の小籠包「鮮肉小籠包」、キンモクセイの香りの麹のシロップに団子を入れた「桂花 酒釀湯丸」とデザートが付く。4人分をセットにした中秋節特別コースメニューは、10の料理と2つのデザートを1,680香港ドルで提供する。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~23時。

●=米へんに羔、●=火へんに考。●=中かんむりに皿。

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