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香港・天后にアルフレスコのイタリアン「Etna」 地中海・アジアのアクセント利かせる

ソフトシェルクラブをのせたプッタネスカ

ソフトシェルクラブをのせたプッタネスカ

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 香港島で住宅地でありながらも開発が続く天后地区に11月4日、アルフレスコダイニング「Etna」(3/F, The New Place, 68-70 Electric Road, Tin Hau, Hong Kong TEL3462 2700)がオープンした。店名は、シチリア島の東海岸にあり、ヨーロッパで最も高い活火山でもあるエトナ山にちなんで名付けた。メニューは、エトナ山を囲む肥沃(ひよく)な土壌で栽培された新鮮な地中海の食材に焦点を当てている。

店内とは対照的に香港の古い建物などにも囲まれたテラス席

 MTR天后駅から徒歩1分の電気道沿いにある新しい商業ビルの3階に位置する同店は、店内外の席を合わせて最大130人まで収容できる。店内は、カジュアルなダイニングルームから夜になるとにやかなビストロへと変化するようにデザインし、メインダイニングルームは、柔らかいパステルカラー、セラミックの質感のある壁タイル、木製の格子状のパーティション、ビンテージ風のコンクリートの床、照明アートで装飾を施す。バルコニーと広々とした屋外テラスにはソファを並べ、20席を設ける。

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 2010年に香港を代表するブラッスリー「Lily & Bloom」のオープニング料理チームの一員として出会った、シェフ兼レストラン経営者のコン・ワイシンとエグゼクティブシェフのルネ・ミケレーナ(Rene Michelena)さんが手掛ける同店。料理チームを率いるのは、フィリピン系スペイン人エグゼクティブシェフのレネ・ミケレーナさん。ミケレーナさんは、ミシュラン2つ星を獲得したシカゴのレストラン「チャーリー・トロッターズ」で料理長を務めた後、ニューヨークとボストンに移り住んだ。アジアでは、ランカイフォンの「Lily+BlOOM」、パシフィックプレイスの「SWIRE's The Continental」でオープニングシェフを務め、アジアの食材を使った軽やかで現代的なタッチのイタリアンと、親しみやすく地域に根ざしたイタリアンの味には定評があった。

 地中海とアジアのアクセントを利かせたイタリア料理を中心に、季節メニューや新鮮なパスタがメニューに並ぶ。ヤギのチーズとレモンビネグレットをかけたアスパラガス、スモークしたアーティチョークとマスタードオイルなどが前菜のラインアップ。

 スパイシーで香ばしいコチュジャンシロップをかけたソフトシェルカニのフェットーチーネ「プッタネスカ」、ロビオラとレッジャーノチーズを添えたサフランリゾット「24カラットゴールド」など。シーフードのブイヤベース、ロブスタースープで煮込んだシーフードフィレ、アサリとエビのブイヤベース、蜂蜜とバルサミコでドレッシングをかけたイベリコ豚のポークチョップなどもメニューに並べる。

 エスプレッソシフォン、マスカルポーネのムース、カイエンヌペッパーを利かせたチョコレートガナッシュを添えた「エトナ ティラミス」や、イタリアのピッツェラクッキーに甘いリコッタを詰め、ピスタチオのプラリネ、砂糖漬けのレモン、ドライチェリーをあしらった「カンノーリ」など、デザートも充実させた。

 カニの詰め物のフリッタータのクロスティーニ、ケール、セージの葉、スパイシーなアイオリを添えたカラマリとロックシュリンプ、ユズのグレモラータを添えた骨無しスパイスチキンウィング、モルタデッラ、ンドゥーヤ、ポルケッタ、プロボーローネチーズをトルコ風ロールに包んだイタロ・キューバノのパニーニなどの軽食も用意する。

 週末を含む毎日15時~20時はチルタイムプロモーションとして、プレミアムワイン2本セットを368香港ドルで提供し、スパークリングワイン、赤・白ワインの中から好きなものを選べる。ランチセット2コースは108香港ドルから提供。

 営業時間は12時~22時30分(土曜・日曜・祝日は11時30分~)。ランチ=12時~15時、ディナー=17時30分~22時30分。ブランチ(土曜・日曜・祝日)=11時30分~15時。現在は新型コロナ肺炎措置に準じて営業している。