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ホンハム-旺角東駅間が分割運休へ MTR沙中線、路線改良に伴い

ホンハムと灣仔間の工事の様子

ホンハムと灣仔間の工事の様子

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 沙田(Shatin)と中環(Central)を結ぶMTR沙中線(Shatin to Central Link)の路線工事に関し、紅●(Hung Hom)と旺角東(Mong Kok East)の路線改良工事が行われることになり、1月~10月の間、分割で運休する。まず1月10日と2月21日の運休が確定した。

駅構内には運休についての告知も

 MTRでは東鉄線(East Rail Line)が紅●駅から金鐘駅(Admiralty)まで延伸するが、屯馬線(Tuen Ma Line)と2つの路線が紅●駅に乗り入れることになったことから、新しいプラットホームを増設する必要がある。東鉄線は新しいプラットホームに接続され、信号システムなどの運行に必要な付帯工事も行う。

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 この工事は紅●~旺角東間で1月~10月の間、合計10回行う。基本的に月1回、いずれかの日曜が運休となる。1月10日と2月21日は確定し、3月は工事をしない予定だという。4月~10月の日程はまだ決まっていないが、3月に工事を行わない分、7月のみ2回、日曜に運休する計画となっている。日付の詳細についてMTRは遅くとも1週間前に発表するとしている。また、月曜朝の通勤通学に影響がでることはないとした。運休日は、紅●と九龍塘駅(Kowloon Tong)の間で無料シャトルバスを走らせる。

 沙中線は羅胡(Lo Wu)と紅●を結ぶ東鉄線がビクトリアハーバーを超えて香港島に到達し、金鐘駅まで結ばれる。延伸部分は総延長6キロの南北走廊(North South Corridor)と呼ばれ、途中、灣仔(Wan Chai)の会議展覧中心(HKCEC)の下に地下鉄、会展駅(Exhibition Centre Station)駅を造り、始発/終着駅が金鐘駅となる。現在、東鉄線は12両編成となっているが、会展駅と金鐘駅は土地が限られることから9両が最大となるため、開通後は9両編成で運行することになる。

 特にHKCECに地下鉄ができる事は大幅なアクセス改善につながり、MICEを推進している香港にとって大きな援軍となる。それに加えて、金鐘から羅胡に行くには、九龍塘駅で乗り換える必要があり、61分かかっていたが、南北走廊が完成すれば乗り換えが不要となり、所要時間は50分に短縮される。

 海底トンネルは、従来のように地下を掘り進めていく部分と、コンクリートを中心として作られた箱型の巨大トンネルを事前にいくつも造り、それらを海底に沈める。個々の箱型トンネルを一つ一つつないでいく工法を採用する。 

 2022年第1四半期の開通を目指す。

 ●=石へんに勘