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香港のイベリコ豚専門店が觀塘に旗艦店 タパスアイテムも増やしリーズナブルに

人数に応じて量を調整したサイズを用意するパエリア

人数に応じて量を調整したサイズを用意するパエリア

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 香港でイベリコ豚料理を提供するReserva Iberica(Shop L1-13, 1/F, apm Millennium City 5, Kwun Tong TEL 3148 1388)は昨年12月3日、觀塘のAPMに旗艦店「Reserva Iberica Tapas Bar & Restaurant」をオープンした。

セミビュッフェも設置して、さまざまなタパスメニューも楽しめる

 バルセロナの本店を中心に40年以上の歴史をもつ同ブランドは、尖沙咀のハーバーシティにはレストランカフェ、銅鑼湾には同じくカフェスタイル、灣仔にファインダイニングを展開している。

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 天井にはファンが回り、随所にスペインらしい彩り豊かなタイルやアイテムが並ぶ。4人掛けのテーブルを中心に80席を備える。「サン・セバスチャンやバルセロナにいるような雰囲気を作り出した」という店には黄色や赤などの鮮やかな椅子などを置き、元気な印象に仕上げた。

 今回初めて扱うメニューの一つ「70カ月月限定のイベリコ豚の生ハム」はパタ・ネグラとも呼ばれ、足首が細くて細長い脚が特徴的なものを選んでいる。イベリアの子豚はオーク材で埋め尽くされた牧草地で飼育されるが、1頭の子豚に約1.5ヘクタールの面積を与えている。その中で自由に走り回り、穀物や牧草と共に森の実やドングリを餌にして成長させる。特別に香港に輸入する70カ月ものは、暑すぎないこと、どんぐりの豊作、イベリコ黒豚のオレイン酸系不飽和脂肪の含有量が多いことの3つの厳しい条件で育ったものを選んだという。黒豚の味はスペイン各地の気温や気候に影響されるが、ハムの各部位はイベリコ黒豚の品種の純度の割合によって風味が異なり、口に含むと30種類の風味があるともいわれている。

 他店同様、タパスメニューを数多く用意し、A、B、Cのカテゴリーに分け、価格はそれぞれ50香港ドル、80香港ドル、120香港ドルに設定。ABCを組み合わせるタパスセットは228香港ドル、438香港ドルの2種類がある。黒トリュフとテティージャチーズ、30カ月の生ハム「セラーノ」のサンドイッチ、ロブスタービスク、和牛タルタルなど。

 ほかにも麺類、ハンバーグ、ピザ、パスタ、シチューなど多岐にわたるメニューを考案した。スペイン食材をふんだんに使った12インチの自家製ピザは薄い生地のタイプ。スペイン産ホワイトアンチョビ、オリーブ、ミルクチーズ、自家製トマトソースなど、地元の食文化は地中海の食材を組み合わせ、薄くて風味豊かなピザを作る。

6時間以上煮込んだオマール海老を使うパエリアは4~6人用で、直径40センチもある鉄鍋を使うメガ版など3サイズを用意し、人数に応じて選べるようにした。

 旬の食材を入れることで日々内容も変わるという香港人客が好むスタイルであるセミビュッフェも用意し、タパス、ガスパチョ、ピンチョス、サンドイッチ、チーズ、ハム、サラダ、デザートなど30品以上から選べる。ビュッフェでは、メインにパニッシュピザ、シーフードライス、シーフード、ステーキなどを選べる。価格は、平日=98香港ドル(3~11歳=68香港ドル)、週末=198香港ドル(同=128香港ドル)。ほかにもメインを追加料金(20~158香港ドル)でオーダーできる。ドリンク類も含まれ、搾りたてのジュースやいれたてのコーヒーなども付く。

 同店ではスペイン人のマスターも派しており、ハムを手切りするほか、人数に合わせたパーティー用のタパスも用意する。店頭では、缶詰、ワイン、ハムなどを土産用に販売する。

 営業時間は11時30分~23時30分(金曜・土曜・祝日は24時30分まで)。現在は新型コロナ肺炎措置に準して営業する。